情けに通じ 足るを知ることが、富である！

日曜日の午後、

ぼ～っとテレビをみていましたら…笑！

とても素敵な言葉に出遭いました。






NHKスペシャルの再放送で、

江戸の特集をしているのを見ました。




江戸時代に商業が盛んになり、

盛んになれば当然商人たちは大儲けをし、

そこに民衆との貧富の差ができてきます。


つまり商人と庶民との格差が大きくなった時に

民衆の中から商人を攻撃する＜打ちこわし＞運動が

起きてしまいました。



民衆が群れとなり商家を襲い、

破壊と略奪をするのです。

その時商人たちは震えあがります。



しかし商人たちは、恐れてばかりはいません、

この＜打ちこわし運動＞をいかに解決するかの

知恵を練るのです。



その知恵として出てきた策が



自分達で組合をつくり、お金を出資して蔵をつくり、

そこに収集したお米やその他の物資を

民衆に分け与えるというものでした。


つまり富をシェアしていくのです。


さらにそのことで、社会全般の底上げができ、

やがて＜打ちこわし＞は消えていきました。


商人たちは、社会全般の秩序を

どのように維持したらいいかを考え、

そのことが翻って治安を良くしていったのです。




その時のキーワードとなった言葉が以下の言葉で、


私は感銘したのです。





「情けに通じ　足るを知ることが、富である。」





ほんとうの富、財産、豊かさとは

心を知り、そして他者を思い、

自分が足りていることに気づき

分けあうことである・・・というような事ですかね～。




賢いですね～。



これからの私達の社会を遠望するときにも


そして自分自身の生きかたにも


とても示唆に富んだ言葉です。




買ったばかりの万年筆で、何度もノートに書きました。








そして頭にぶち込みました…笑！


菫も咲きました！