2019年 03月 11日
夕方、買い物から帰る車の中で ドボルザークの「新世界より」を聞きました。 |
夕方買い物から帰る車を運転しながら、
聞きながら、
この曲には<希望>が満ちているな~と
思いました。
ドボルザークはどのような気持ちで
この曲を作ったのか。
私はつい60代の中頃までは彼の先生である
ブラームスが好きで、
なぜ好きかというと、ブラームスの
ガラス細工のように壊れそうな繊細さが好きで、
それに私の繊細さがハモっていたのですが、
70歳になるにつれ、
ドボルザークが好きになっていきました。
なぜかというと。
ドボルザークはなるほど、
ちょっとダサいところもありますよ。
でも、安定していますね~。
ブラームスがどちらかというと、繊細だから、
感情が深く沈むこともままあり、
迷いも見えます。
シンフォニー№1なんか、もう迷いの中を彷徨っています…笑!
でも、ドボルザークにはそれがない。
反対に彼には、故郷チェコへのちょっと泥臭い、しかし
その故郷への尊敬と郷愁があり、
そこに彼の揺るぎないアイデンティティーが
あるようにも見える。
だから彼の曲には、素朴さの中に、
なにか温かさがありますよ。
「新世界より」は、彼がアメリカへの出稼ぎ中に
書かれました。
そこで彼は何を考えたのでしょうか。
確かに言えることは
それは絶望ではなく、希望でしょう。
ブラームスとドボルザーク。
勿論今も私はブラームスも大好きです。
そして、
そのブラームスが弟子?弟分として
ドボルザークドを愛したように
私もドボルザークを愛します。
※反対にリストやワーグナーは
私にはいけません。
なんか尊大で誇大妄想な感じが
私にはダメです…笑!
チャイコフスキーの絶望感なんかにも
私はイラつきます・・・トホホ!
ただバレエ音楽は素晴らしいですが。
ずっと以前にも書いたエピソードですが、
ある陶芸家とドボルザークの事を話した時、
勿論ほめたのですよ、でも
つい、ドボルザークはブサイクということを
強調してしまいました…笑!
そしたら、その彼が、
ブサイクでなんだよ~と
ふてくさりました。
後できいたら、彼は飼っている犬に
ドボルザークという名前をつけ
可愛がっていたそうです・・・・大笑い!
まあ、その彼も犬も、ブサイクではありましたよ・・・!!
でも、ドボルザーク、
私にはとても素敵な人に思えます。
いわゆる鉄男さんでもあったドボルザーク!
感傷に陥らず、
彼の音楽の底には、自分をちゃんと維持している理知があります。
だから希望を感じるのです。
家族と故郷を愛したドボルザーク。
いい~男だったと、思います。

by denshinbashira
| 2019-03-11 07:10
| 人間
|
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