おおいなる道化のカルロス・ゴーン氏 |
その強欲ぶりについても、
経営者としての在り方についても
前々から、私も爺さん大いに疑義を感じ
あきれてもいた。
今回そのゴーン氏がやっと捕縛され、
さらに釈放されて仮装して出てきた姿は、
まことに滑稽であり、まさに道化でありました。
彼の弁護士は
いみじくもゴーン氏の姑息を
世上では、ゴーン氏が今後の裁判で
無罪を訴えてどうのこうのに
喧しいが、
そんなとはどうでもいいことです。
とにもかくにも
日産に蔽いかぶさっているおぞましい権力のゴーン氏を
取り除き、掃除できればいいのであり、
裁判で勝とうが負けようが、
ゴーン氏が、もう二度と日産にも日本にも
いれなくなれば、それだけで大勝利です。
でもね、もともとは、
自分達の手で解決しなければならないことを
ゴーン氏に依存した日産と日本人が悪いのです。
そこらへんの事情について、私は詳しく知らないので、
言葉を控えますが。
うかうかと外国人に幻想を持ち依存してしまう、
日本の社会と大人たちの浅はかさに
ちょっとがっかりします。
少なくとも、
他の国々のそれとが、
●全く異なるものである、という認識を、
持っていないとね。
極論すれば、何から何まで、すべて違うのですぞ!
ここら辺に島国として海に守られ、
異民族や異文化との差異や違和や脅威に
さらされて来なかった日本人の甘さがあると
私は思います。
今回ゴーン氏は裁判に勝って、その名誉を守ったとしても、
日本という国と日本人から、
永久に追放されるそのこころの喪失は、
寂しいだろうね~・・・。
ただ、欲張ったり、
悪いことをしたら、
こうなるんだね。

