学校に行かなくてもいいです。 |
小学6年生の女の子が自殺し、
この世の中どうかしている。
もう黙っていられないので書きます。
いじめは子供の性格や人格が原因ではないです。
いじめは関係性の問題であり、
大人社会の歪みが浮き出ている構造的な問題です。
そして一方
学校現場そのものが限界であり、
学校も先生方も頑張っておられると思いますが、
子供の集団のフィールドとして破綻しているのかもしれません。
しかし難しいことを言っても始まらないので、
私だったらどうするかを、書きます。
もし私の子供がいじめられているなら、
まずは、学校に行かなくていいことで、
子供を守り、安心させます。
そして
自分達親子において
何が問題であるかを、考え、反省し、そして
それをどう乗り越えていくかを
考えます。
次に学校に対しては、
その対応がしっかりできるまでは
子供を学校に行かせません。
その子どもが登校拒否をしていることは、
学校にとって困ることでもあり、
学校が本気で親の話や、子供の話に耳を傾け
対策を立てるまで、
学校に行かなくてもいいと思います。
●親としての自分をしっかり検証します。
いじめらている子供が、そのことを親に相談できているか。
親は子供が相談できるような
・関係と環境を作っているかを自分に質します。
子供が親に相談もできず自殺するまで、追い詰められるのは、
まず、
・親と子供の関係に問題があります。
大事なのは、
・子供が親に守られている、という意識を持てているかどうか。
・自分のエゴや都合や期待で、子供を追い詰めていないかどうか。
・ありのまま、そのまんまの子供を
・そのまんま愛しうけいれているか、どうか。
・子供に条件をつけていないかどうか、
・子供は親とはまったく別の自分をいきているのを
ちゃんと心得ているかどうか。
・自分の理想や憧れを、
・子供で果たそうとしていないかどうか。
・世間体ばかりに目をむけ、
・子供を否定し続けていなかどか。
●学校にたいしては、
・先生方を責めるのではなく
・子供がお世話になっていることを感謝し、
・先生方の苦労を理解し、
・解決することの難しさを一緒に考え、
・一緒に解決の糸口を探します。
●学校側の問題を解決する時、
もっとも重要で、細心の配慮をもって
取り組まなければならないのは、
●いじめている側の子供の心の問題です。
いじめられている子供より
いじめている子供の方が、
辛く深刻な問題を抱えているかもしれません。
●いじめている子供心のケアをしなければ、いじめは解決しません。
親にも色々あり、その子どもと親との関係を
考慮にいれながら、解決するということは、
とても大変で難しいと思います。
それでもいじめる子供の心をなんとかケアをして
いじめる子供にも愛情をあげて欲しいです。
親たちの心の中で強迫観念化していることの一つに
●子供は学校に行かなければらない、ということがあります。
そんなことはないのですよ。
子供が自殺を思うまで辛いなら、
学校なんかに行く必要はありませんし、
勉強なんて、学校以外でいくらでもできます。
いじめを受けてまで
学校なんかに行かなくても
いいです。
以前は子供が自殺をするなんて、考えられませんでした。
しかし今はそれもありうると、
そういうことがマンネリ化して受け入れられていることこそが
オカシイのです。
いじめではありませんが、
親に虐待されたて死んだお子さんの
「先生、なんとかなりませんか。」
という言葉は
大人に何とかしてほしいという子供の訴えで
心に突き刺さります。
どうしたらいいのでしょうかね~。
