煩悩から解放されて、カランカラン!! |
私は苦しい時は、それへの
執着を捨てる時だと思っている。
人間の根源的な苦しみの元は、
執着と所有で、
このふたつを捨てるこができると、
人生は格段に生きやすくなる。
執着とは、自分の感情に執着することで、
所有とは他者を所有しようとうする欲求、欲望です。
その人にはその人の生き方があり、
例え夫や妻でも、子どもであっても
執着をしないで
その自由を保障する。
所有も同じですね。
人間は自分しか所有できないのですね。
だから苦しいことが起きると、
自分の感情をぐぐっては、
執着を手ばなし、
それは事象においても同じです。
そうなると、ひとによっては寂しさを感じるかもしれませんが、
そういう人は、とことん自分とは何か、人間とは何かを
突き詰め切れていないのであり、
襟元をただし、感情を含めないで
事あるごとに、自分を突き放してみつめ、
さらにそこから、生きるとはなにか、
人間の実相とはなにかを凝視してみると、
まことに自分は、自分を抱えて、ひとりを生きるしかないのですよ。
そう覚悟をきめてしまうと
あとはなんともない、
むしろ、煩悩から解放されて
せいせいする!!
つまり自分の孤独をしっかりと引き受け、
そういう自分を自覚し、
事あるごとに
執着を捨てる脳トレをやると、
それがだんだん難しくなくなり、
俄然いきることが、楽になる。
他人と自分の境目をしっかり自覚して、
そうして自分をわきまえ、
他者も自分をも、尊敬する。
苦しみの根源は、
愛されたい、認められたい、そして
夫や妻を始め、他者を自分の思い通りにしたいという
感情と思いで、
そこは、ほんとうはアリジゴクなんだね。
そういう甘い感情と思いの先は、
ろくなことがないんだね。
他者とは、はじめから、自分の想定外にあり、
ときに、その想定外の行動に驚かされるもんです。
ほんとに他人は、
面白い存在ですよ。
自分では思いつかない、いろいろのことを
見せてくれ、教えてくれる。
それがまた、私の脳を刺激して
新たな創造性へのヒントになる。
何度も何度もこのブログでかきましたが、
「非所有の所有」と言いう言葉があります。
所有しないことで、すべてを所有できる、という意味です。
まあ、所有すると、なんでも重くなるからさ、
できるだけ所有しないで、
軽々と生きるってことかな!
わたしもさらに
カランカランになるように
がんばろ~!