行きすぎたテクノロジー文明の中で 自然は悲鳴をあげ,人々はくたびれはてている。 |
~幻想の村遠野・児玉房子ガラス絵の世界より~
予告編です。
行きすぎたテクノロジー文明の中で、
自然は悲鳴をあげ(異常気象)
騒がしさと忙しさの中で
人々はくたびれはてています。
一日の仕事の終りには一杯の黒麦酒
鍬を立てかけ 籠を置き
男も女も大きなジョッキをかたむける
どこかに美しい街はないか
食べられる実をつけた街路樹が
どこまでも続き すみれいろした夕暮は
若者のやさしいさざめきで満ち満ちる
どこかに美しい人と人との力はないか
同じ時代をともに生きる
したしさとおかしさとそうして怒りが
鋭い力となって たちあらわれる