「これはある青年から来たメールです。」に彼からお返事がきましたので公開します。 |
この度は、ブログを書いてくださりありがとうございました。
このシリーズを通して、僕は
〝自分の人生を自分らしく生きていくための決心をする好機をいただくことができました〝
僕は、学歴重視や階層意識の中にいて
それが、崩壊したときから
どう生きたらよいかわからなくなりました。
社会に出てからもひとりよがりで、大きな躓きを2度もしました。
そこから、ナルシシズムの克服や
蜃気楼のような世界に気づくことができました。
そこから
僕は、自分の誤りに気づけば、すぐにでも
人生が好転するような短絡的な錯覚を
この度していたと思いました。
しかし、このシリーズを通して
蜃気楼の世界や自分の誤りに気付いてからも
試行錯誤で、自分の手探りで、生きるより他はないという認識を新たにしました。
当たり前のことかもしれませんが、
そのような理が抜け落ちていました。
〝次は失敗しないようにするには、どうすればいいか〝ばかり
考えておりました。
翻って自分の失敗を肯定できていませんでした。
自分で考えたこと、自分が感じること、自分の中で起きる欲求を
礎にして
間違ってもいいから、自分で行動すること
が、大切なのだと学び直しました。
僕は、失敗をしないようにと
自分で感じたこと・考えたこと・自分の欲求を、劣位とみて
何か正解らしきものと答え合わせをしようとしていました。
間違ってもいいから、自分の目で、自分の手で
人生をやり直そうとすること
自分の考えたこと、感じたこと、自分の中で起きる欲求から、はじめること
それこそが、田下先生が教えてくださった
〝新しい感動の世界〝なのですね。
なので、一歩踏み出そうと思います。
偶有性がある、ということも 経験してみたいです。
また、
自分は何も知らないのだ
という気づき・覚醒をたずさえて
新しい世界をはじめていきたいと思いました。
この
〝自分は何も知らない〝という認識は
社会人経験を通して大きな躓きを2度もしたおかげで、感じられるようになりました。
自分では、想像もつかないような複雑な世界が外にはあることも、少しずつ知ってきました。
こういう過程のことを
自我の覚醒というのですね。
僕は教養がないので、たくさんの教養を積み重ねていきたいと思います。
そして
自己防衛に走らずに、他者からたくさん学んでいきたいと思います。
最後に。
理学療法士という仕事をして
6年目になります。
物事は、10年してみなければ
わからないと思います。
しかし、いつか理学療法士をやめて
別の仕事を。と考えています。人生の方向転換をしようと考えています。
自分らしい人生をと考えたときに
理学療法士を定年までがんばろうとは思えませんでした。
臨床心理士を、目指してみたいと思っています。
廻り道ですが、挑戦してみたいと思っています。
まずは、自分が未熟な小さな存在であるという気づき(覚醒)
そして世の中、世界は、たくさんの多様性に満ちているという気づき(覚醒)
生きることは行動することであるという気づき(覚醒)
さらに、行動することは、たくさんの偶有性との出会いであるという気づき(覚醒)
自分の脳の中にこそ、たくさんの幸福の種があるという気づき(覚醒)
そして他者こそは、自分の気づきをもたらしてくれる大事な存在であるという気づき(覚醒)
自分の思い込みにしがみつかず、
自分の脳と体の中の中にある経験、体験、知識を手手掛かりに
自分の成長と気づきに感動することです。
Y君、おめでとう!!
新しい目標への旅立ちだね!
お互いに頑張ろうね!