ワークショプを終えて!! 皆さんありがとう! |
いつもながら静かな感慨があります。
参加された方の一度きりの大切な人生が、
実り大きなものとなりますよう、祈りながら、
その障害物となっている出来事に向きあっていきます。
無意識領域に何があるか。
絵を分析しながら、そこへと突き進んでいきます。
つき進んだところにあるものとしっかり向き合い、
それを解決あるいは退治していきます。
今年参加された方々は、
私のブログをもう驚くほどに読み込んでおられ、
ご自分の抱える問題をしっかり自覚しておられました。
そのために、大変スムーズにワークへと進むことができました。
そうなんですよ。
人間は誰もがうっすらと、なんとなく、それをわかっているのです。
しかし、それを他者に指摘されると怒りや不安が起きてしまいます。
なぜ、不安や怒りになるかというと
その怒りの奥には
そういう自分をどうしたらいいかの無力感があるからです。
自分ではどうにもならない、そのことを指摘されると
怒りや湧きます。
本当は不安でたまらない自分に気づきたくないからです。
今回参加された方々は、
その自分を制し、問題を解決するために、覚悟を決めてこられたと思います。
だからこそ、それぞれの方が、
それぞれに小さな光の窓をみつけられました。
人間の脳は甘くありません。
すぐに奇跡が起きるというわけじゃや~ありません。
時間や年月がかかります。
しかし、自分の無意識を見つめ、解決に踏み出す、その一歩が
大事なのです。
その勇気が大事なのです。
頭の中には、
長年に及んで溜め込み、こじらせたものが
複層的に詰まっています。
そのゴチャゴチャに絡み団子状になったものを、
少しずつ、解きほぐしていきます。
まずは、窓のない世界に小さな窓を開け、
自分の扉をひらくのです。
ワークショプでいつも思うのは、
どんな人も、懸命に生き、懸命に自分を探しているということです。
自分とはなにか、どういう人間であるか。
絵から見える、小さな手がかりの窓から、
なにが見えてくるか?
参加された皆さん、どうぞご自分の大切な人生を
いとおしみ、いつも、それでいいよ!と手のひらで温め、
大事に大事に、寄り添ってあげてください。
今回も、皆さんに出会たことを、
心から喜び感謝します。
ほんとに、ありがとうございました。