若者よ、もしかしたら、スマホやSNSのスイッチを切って、 本当は厳しい現実のこの国の未来を どうするか、考えてみよう! |
予告編の視聴が1000回を超えました。
さらに拡散をお手伝いくださいますよう、
心よりお願いいたします。
今日はちょっと辛いことを書きます。
先日この映画の上映をお願いするために
親友の画家である香本博さんにつれられて、
滑川町のギャラリー「かぐや」さんに行きました。
藁屋根の古い古民家のギャラリーです。
当日は
「原発事故から8年、福島原発20キロ圏内ツアー報告会・福島6月の浜通りを行く」
ということで、その時のDVDを見て、参加された方々のお話を聞きました。
驚いたことに、
直で原発の被害を受けた南相馬市の浪江町をはじめとする20キロ圏内の町町は、
事故以来8年もたつのに
今もほとんどおいていけ状態であることを知りました。
確かに復興予算のお金が来て、無用に近い建物はたちましたが、
被災して避難している市民の方々が町にかえってきて暮らせるような
手当が8年もたつのに、まだできていないのです。
富岡町の15%が未だ困難地区であり、
さらに町民の30%がまだ戻れない状態にあること。
除染作業が済まない2500世帯の解体はこれからであり、
小学校2中学校2で1500人いた生徒は8年後の今、小学生14人、中学生3人だけに
減ってしまっていることなどなど。
さらにこれらの町の郊外には、
除染がされず放置された広大な土地がある、とのことですよ。
全国の国民は、この実態をしっているのかな~、たぶん知らないと思います。
このツアーは、秩父の「原発とめよう秩父人」の方々によるものでしたが、
私は頭が下がりました。
一方では東京オリンピックのゴタゴタがテレビで報じられています。
私は、もしかしたら、ほんとうは、
オリンピックなどに浮かれていてはいけないのではないかと思いました。
日本の一番の傷口があいたまま、手当をされずにほおっておかれている。
もしかしたら、この国は亡びるかもしれない、と私はぞっとしました。
でも、一方で原発止めようと頑張っておられる人々もいる。
ただ、ただ、それはほとんど年寄りの方のほうが多くて、
若者の耳には入っていない。
ほんとうは、未来を背負う若者こそが、真剣にこの国をどうするのかを
考えねばと、思います。
ほんとうは、原発にも無関心、自分の小さな世界以外は無関心、という
多数の若者が、この国のことを自分のこととして目が覚めないと
この国は危ない。
私は、そんな若者に呼びかけます。
若者よ、もしかしたら、スマホやSNSのスイッチを切って、
本当は厳しい現実のこの国の未来を
どうするか、考えてみよう、そして
行動する小さな一歩を踏み出してみよう!