脳をつかいこなすその8・他人の中に介入しない、自分の中に介入させない。 |
他者(相手)に他者(相手)の文化がある、ということを
しっかり肝に銘じる。
しかし残念なことに、人間は自分の文化は見えても
他者の文化が見えない、或いは気づけないのです。
なぜなら
人間は、
自分というカプセルにはいっている状態で生きているからです。
だから、自分というカプセルを脱いで、相手の文化を理解しようするためには
高い知性や教養=客観性が必要であり、
さらに
相手に対する、優しいまなざし、そして、理解しようとする
●努力が必要なのですよ。
そういう努力をしないで、
●自分の気分や思い付きのままで生きていると(ぼ~っとして生きていると・・・苦笑)
しらないうちに、
●相手の文化の中へ土足で踏み込んだり、
●自分流で相手をずたずたにしてしまったりしてしまいます。
つまり、
相手の文化を大切にする、という●明確な意識を持って生きないと
人間関係はうまくいきません。
そして、もうひとつ大事な自覚が
自分は自分の文化というドメインの中でいきているが、
自分のドメインも限界がある、という自覚です。
限界、つまり自分では理解しえないことがある、ということです。
お互いは、理解しようと努力をするが、それも限界がある、と自覚したうえで、
決して他者(相手)にしてはいけないことを書きます。
・相手の中に介入しない
・相手を自分流に合わせさせて、支配しようとしない
・相手を所有しようとしない
・相手に指示、命令をださない
・相手に助言することも、慎む。
反対に、自分のドメインの中にうかうかと相手を踏み込ませるをさせても
いけません。
自分がどんどん相手に喰われていきますからね。
・自分の中に相手を介入させない
・自分を相手に支配させない
・自分を所有させない
・自分への指示、命令は、受け入れない
・自分への助言も●自分でちゃんと精査して考える
できうるなら、いつも、人間にとって
●根源的なこととはなにか。
●本質的なことはなにかを。
しっかり自分の頭に叩き込んでいることです。
これはとても難しいことですが、
次回、書きます。