脳を使いこなすその10、生きるということが、いかにシンプルであるかを書こうと考えていた矢先 もう衝撃的な事実に出会いました。 |
もう衝撃的な事実に出会いました。
昨日映画の宣伝のことをお願いするために、
横浜にある「ナチュラルハーモニー」の代表、河名秀郎さんに会いにいきました。
その時、ご挨拶をしてすぐに、のっけから
「自然栽培のご飯をそのままにしておくと、甘酒になりますから」とおっしゃいました。
「ええっ」っと私とトッティは「ポカン」としていましたら。
「自然栽培の野菜は、腐らないのですよ。ほおっておけば自然に
漬物のようになります。」と、すぐにPCを開けて映像を見せてくれました。
そこには、大根とキュウリの、普通の栽培のもの、有機栽培のもの、
そして自然栽培のものが、瓶に詰められており、
普通の栽培(慣行栽培)のものと有機栽培のものは、ドロドロに腐って溶けていましたが、
自然栽培のものだけは、腐りもせず、溶けもせず、原形のままにありました。
やく1時間余、河名さんからお聞きしたことは、
野菜もお米も、その適正な土壌を与えてあげれば、
肥料も農薬も全くいらないということ。
野菜は、初めから自然として完成されており、<自己完結>している。
だから適正な土壌であれば、もう自然に勝手に育つのです。
そして逆に、肥料を与えると、野菜の自然性が壊れ、
野菜そのものが持っている免疫性が壊れ、細胞のバランスを崩し、病気になる。
その病気とは、
もともと完成されており、完結しているのにも関わらず、
必要のない肥料、過剰な肥料を与えられることによって起きる異常を
元にもどすために、病気になる。
つまり病気とはその野菜が元の健康なものに戻るための
現象である、ということです。
外からウイルスや病原体に冒されて病気になるのではなく、
本来の自然性のバランスががくずされて(人間の手で肥料を与えられて)
つまり、●自己治癒しようとして
病気になる、ということです。
また、害虫がつく、ということも、
自然栽培の野菜には、害虫が付かないそうです。
なぜなら害虫もその餌として、
野菜の・腐敗や・発酵に寄ってくるのであり、
腐敗や発酵をしない自然栽培の野菜には、寄り付かないそうです。
まあ、かなり雑駁にかきましが、それは人間も同じなのです。
つまり、自然であることが、すべてです。
逆に、自然であれば、体の免疫も、心の免疫も、ちゃんと備わっているのに
人間が人間をいじくりたおして、
人間をダメにしているのが、人間社会であり、現代です。
人間も様々に、余計な思いこみの文化に、冒されてしまっています。
もう過剰な、世間知や、過剰な防衛心、過剰な疑心暗鬼に、お互いが縛り合い、
監視しあい、所有し合い、支配しようとしたり、さらには
自分を押し付けたり、相手に介入したり、介入を許したり、依存しあったり、
野菜で言えば過剰な肥料と、過剰な農薬で、腐るのと
同じです。
自分が腐っているから、害虫的な人間が寄ってくるのですよ!!
自分にとって、最も自然な姿で生きればいいです。
自分が自然体であることは、どうなのか、どんな時、自分は安らいでいるか、
それぞれがご自分で探してください。
人間は、自分という身一つでこの世に生まれてきます。
どんな赤ん坊も、生きることを台無しにしようと思って生まれてきていませんよ。
みんな、これからピカピカに生きようと、この世に出てきます。
それはほんとうにシンプルであり、
シンプルであるからこそ、しっかり<自分>で完結しています。
そこに、私は人間の原点があり、凄みもあると思います。
つくづく自分の孫を見ながら、すげえ~とおもうのです。
次回は、私たちが陥ってしまう、不安や、怖れについて書きます。