衒いなく、すこやかに! |
先日小学一年生の孫から、
「おばあちゃん、何歳?」と聞かれ、
「七十二歳だよ」と答えると、
「ふ~ん、いつ死ぬの?」と言われ、大笑いをしました。
あゝ子供は何の衒いもなくて、いいな~と思いました。
この<衒い>という言葉も、昨今はほとんど使われることもなくなりました。
逆に世の中は、少しずつ監視社会になりつつあるように見えて、心配です。
<衒い>とは、心の中が空っぽで、わざとらしいところもなく、
構えることもなく、素直に、そのままのことを言います。
老化のために、眠れない夜が多くなりました。
しかし、よくよく自分を観察してみると、
ほんの指の爪ほどでも、心配事が頭に浮かんだだけで、もう
眠れなくなります。
あゝ、人間は微かな心配や不安だけでも、こんなに
脳と体に影響が来るのだと、わかります。
ちょっとしたことですぐ、ストレスが掛かるのですね。
思います。
さて、今年はいよいよ映画が出来上がります。
昨日は大晦日にも関わらず作曲家との打ち合わせに行ってきました。
そして明日もまた、打ち合わせに行ってきます。
ほんうに、人々に寄り添った映画にしたいと思っています。
これまでこのブログは、私が知りえた脳と心について
書いてきましたが、
今年はもう、例えば、読みやすくしよう、とか
表現に気を使うとかということも、なるべくやめ、
ちょっと難しく、読みづらくなるかもしれませんが
ダイレクトに率直に書き残していこうと思っています。
トラは死んで皮を残す、と言われていますが、
たった一度の人生を、大切に、いとおしんで生きていただくために
嬉しゅうございます。
どうぞ、皆さま、本年も、健やかで、お元気でいてください。
予告編
本年もブログを読み続けます。
映画のホームページも面白いです。
スタッフの皆さんの写真は本当に素敵ですね。
上映を楽しみにしております。