不安を理解する! |
私は朝起きると不安が漂います。すこし苦しいです。
でも不安が空気のように、わたしすっぽり包み込みます。
だから「不安よ去れ」といいながら、自分を回復させます。
この根拠のない不安というのに、人間は悩まされ続けるのです。
他者(相手)との関係においても、
他者の中に起きる不安を理解していないと、それがトラブルのもとになったりします。
例えば、相手(他者)が何らかの反発をしたり、抵抗したり、さらに怒っている時などは、
相手の中に、なにかしらの不安が起きている時です。
特に怒りの奥には、そのことにたいする自分の無力感が作動し、
自分の思い通りにならないことの不安が、
強い反応として、怒りになってしまいます。
だから、他者がマイナス反応をした場合が
あゝ、不安なのだな~と、理解してあげたらいいと思います。
人間は、残念ながら他者の心の模様やいきさつが見えません。
だから、つい自分の延長として他者を見たり、扱ったりしてしまいます。
ところが一人一人の中はまるで違う心模様があり、
時に、自分の想定とはまるで違う反応を他者が見せるときがあります。
特にそれが、マイナスな感情や、ネガティブな反応である場合は、
その他者(相手)の中になんらかの不安の陰や波が起きていると、
理解したらいいかと思います。
それが理解できないと、その他者(相手)のことを不快に思ったり、
自分が傷ついたりしますが、
たいがいの場合は相手(他者)の中に不安がおきているのです。
人間は、というより日本人は、何かあるとすぐ、
自分の行為や心理になにか原因がある、と思いがちですが、
まあ、大げさにいうと、人間は不安だらけの生きものです。だから
ちょっとのことでも不安が作動してしまうのですね。
私などは、最近歳をとって体も、脳機能も、劣化してきていますので、
とても不安に陥ります。
特に短期記憶がなかなか入らず、すぐ前のことも忘れてしまうので、
その分、自分が信頼できず、不安です。
最期に、不安のほとんどは妄想です。
そして、どういうわけか人間は不安が好きで、すぐ妄想します。
だから、不安のほとんどは、起きないのです。
不安に陥らないためには、人生を楽天的に生きる、という思想を
自分に徹底することかな~!
そうはいっても、つい不安を呼び寄せてしまいますから、
何度でも、事あるごとに、自分に言い聞かせてね。
楽天的に、まあ、なるようになるよ!と・・・・。
運を天に任せて、のほほん、のほほん・・・・!とね
予告編です。