自分の弱さを乗り越えなければ ! |
もう一つこんな歳になってもまだまだ脅かされているものがあります。
それは自分をチェックする、という妄想です。
自分に落ち度はないか、なにか他人に不快を与えていないか、という
妄想です。
このところそういう自己チェックが頻繁に起きてしまい、
心がどんどん疲弊していきました。
ところが昨夜、私の中で、
この弱さを乗り越えなければ、この弱さこそ捨ててしまわなければ、
という思いが津々募って来て、じ~っとそのことを考え続けました。
そのこととは、弱い自分を乗り越える、いうことです。
じ~っと集中して考えているうちにだんだん心が落ち着いて来ました。
と同時に体も落ち着いてきました。
実は脳の中でおきている不安や自己チェックなのですが、
それが始まると同時に身体も不安定になってしまいます。
むしろ体が不安になっているのが、辛いのですね。
脳と身体とは一瞬にして双方向に働きますから、
脳の中で妄想が闊歩すると、それによって
身体にストレスがかかり、それが辛いのですね。
しかし、そういう自分と向き合い、それを克服しようとした意識が
立ち上ってくるとき、救いの現象が起きるのですね。
救いの現象、とは、ほッとすることです。
私の場合は、もうこういう妄想には振り回されない、と自覚と決心をする。
それも、脳と身体を集中させながら、思惟に沈みながら考える、という
行為を通して、ほっとしました。
心とは、脳現象です。と同時に体現象でもあります。
心の中には様々なセキュリテイコードがあり、
それが様々に錯綜して脳の中に現れるのです。
私の場合、自分では知らないうちに何かをして、
他者から態度を豹変する仕打ちを受けたことがトラウマになっている可能性が
あります。
どこかで他者を怖がっており、そういうシュミレーションが妄想化して
私を襲うのです。
でも、もうやめなければね。
人間の頭の中は、妄想の劇場です。
妄想が暴れまくるのです。
でもそれは妄想なのですね。
実際には起きることがない。
まあ、時は起きるかもしれませんが、ほとんど起きません。
人間とはこういう妄想に振り回される生きものなのですね。
ただ、こういうマイナス面をもちながらも、脳は別の働きもしてくれます。
今回映画のことで奇跡的なことが起きたのも、
脳がちゃんと働き、コアな情報を見つけてくれたからです。
自分のピンチを脱するために、脳は懸命に働いてくれます。
気をつけなければならないのは、
脳の妄想の働きを過大にしてしまわないこと。
なぜ、そういう妄想が起きてしまうのかをちゃんと考えて、
乗り越えるか、捨てるかをしっかり決意することが大事です。
さあ~、私も自分の弱さを乗り越えて、また
頑張りましょう!
この映画はAIデジタル社会で失いそうな、
予告編です。