映画「任侠学園」の西田敏行さんの演技に見惚れる!その2 |
いつものパワフルな西田さんではなく、
演技が抑制されている分、渡世の中で苦労し続けて、
腹が座った親分の凄みがありました。
西田さんの演技の中からそういう人物の内面が
にじみ出ているのが凄いと思いました。
言葉で喋ってしまうと、どうしても、
言葉の範疇に押し込められてしまい、
実物及び実在の姿が、狭くなったり、痩せてしまうことが、
映像はまるごとそれを見せてしまう、という
威力を持っています。
いくら俺はすごい親分だぞ、といっても
映像が貧相だと、もう、そうではないと、
すぐバレてしまいます。
ところが映像では何も喋らなくても、ひとめで
それが表出されてしまいますからね。
だから俳優さんの演技というのが、いかに難しく困難なことかが
分かります。
ところが西田さんの阿岐本組の親分は、声の出し方、目つきや顔の表情
言葉の間合いや全身からにじみ出てくる苦労の後が
そのままヤクザの親分の存在感と凄みとして在りました。
あゝ私も、最後はこの親分のように、腹が座った人間になりたいな~という事と同時
西田さんのように、究め、熟し、そして枯れた世界へと到達したいな~と
思いました。
西田さんと私は同じ歳です。
彼もきっと大変なご苦労の中をかいくぐられたからこそ、
あの演技まで到達したと思います。
励まされました。
任侠学園主題歌「また逢う日まで」です。

●会場:シネマ・デ・アエル(宮古市本町2-2東屋さん蔵)
●上映開始時間:両日共 ①10:30 ②13:00 ③15:00
070-5320-5274(みやこ映画生協内)
cinemarine@yahoo.co.jp

