みんな一緒に生きてるんだね!! |
私達は<一緒に生きてる>ってことが
ホントに大事で、根源的にそうなんですね、
それは、人間だけじゃなくて、虫や鳥や動物や草木と一緒に
星や雲とさえ一緒に、存在している(生きている)ってことなんだね。
人間は、お互いを鏡のように映し合って生きています。
心理学で言うとことの投影ということですね。
人間は、他者にも、物質にも、環境にも、空にも空気にすら
自分を投影しながら生きているですよ。
それは昨日書いた、インドラの網の結び目にある宝石に
互いがおのれを映し合うようにです。
難しいことを言う必要はないんです。
<存在する>という事実は
もうこの世にある、ありとあらゆる現象はすべてが
インドラの網の目のように繋がっている、ということです。
そして私達も死ぬと分解、解体し、
単なる原子になって、自然に戻ります。
人間は、自分では意識していないが、無意識世界ではいつも、
自分を取り巻く人々や、環境と、一緒にいきていることが、
まるでスクリーンの中の映像のように、脳に担保されている。
それは、記憶というスクリーンでもあるのだけど。
私達は、無意識の裡に、自然の秩序を担保しながら生きている。
その自然の秩序が乱れたり、壊れたりすると、そこにストレスが生まれる。
また、自分の生き方が不自然だと、そこには確実にストレスが生まれます。
そう考えながら、
人間はもうこれ以上、過剰な欲望や、
過剰な医療、過剰な化学、過剰な科学、過剰なテクノノロジー社会が、
果たして人間の真の幸福になるかどうかを、
考えねばならない。
断っておきますが、私は科学やテクノノロジーを否定するわけではないのです。
ただそれが行きすぎることが、心配なんですね。
AI時代は人間100年時代なんて言われていますが、
私などは73歳になり、あの西郷ドンの言葉のように
「もう、ここらでよか」と思います。
そんなに長生きしたいなんて思わないのです。
立花隆さんの本でも、老人の中でも、
もう充分生きたから、これ以上はいいという人が以外に多いと、
を書いてありました。
いたずらに延命ではなく、
いかに一生懸命、精いっぱい生きるかです。
それも、自分では、ことさら気づいてはいないけれど、
縁があった沢山の人々や、
虫や鳥や動物や草や木や空や星や雲や風もが、
一緒にいきてくれたから、生きれたのだと
思います。