純粋に生きること、いつか詳しくご教示頂けますと幸いです。 というコメントにお答えします。その2 |
その方がよほど脳がうまく作動するという事です。
脳の中で作られるソフト=観念は、
すべて、
人間の<思い込みの記憶>が作り出すものであり、
私達の頭の中を占めているのは、
ほとんどは、その人間の思いこみに過ぎないのです。
たとえば、常識というものも、
またその社会の通念も、世間的価値観も、
すべて、人間の観念(思い込みの記憶)が作り出したものです。
生まれたての赤ん坊や、幼児が全くそういうものをもっていないように
それらは生まれた後に、
大人たちの思い込みが刷り込まれて、
脳が作り出す社会観であり、世界観、世間知、なのです。
例えば都会の人間の思い込みと、地方の人間の思い込みとは、かなり落差があるように
日本人とアメリカ人の社会観や倫理観などもえらく違うように、
人間は、その誕生地や生育環境で、脳のソフトを作っていくのです。
そういう中で、ネガティブな思い込みを持てば持つほど、
その人間の行動が規制されていきます。
脳は、その人間の命の保全を第一にしますから、
その人間が危機に感じたり、警戒したり、不安に思う事は
強烈な電気(インパルス)が脳の中を走り、
記憶に刻みこまれ、
行動に規制が掛かります。
だからこそ、ネガティブなことが頭の中に満載になると
当然、その人間は、身動きできなくなり、
どんどん消極的になり、
自分本来の能力や才能を発揮できなくなるのです。
また逆に思い込みが膨張して●自己幻想(うぬぼれ)が膨らみ過ぎると、
今度は自分の能力や、才能を過剰に評価したり、
それが裏返って、それを受け入れない人間や社会に対して、
攻撃的になったり、反対に被害妄想になったりします。
昨日テレビで<京都アニメ>の事件をやっていましたが、
これこそ、犯人の強烈な思いこみ(自己幻想)がおこした悲劇です。
つまりは、
よけいな、自己規制の思い込みや
●脳の中を素朴にしている、という事がとても重要なのですね。
脳の思い込みが少ないほど、脳のストレスが少なく、
行動はほとんど無意識で行われますから、
その行動もシンプルになり、身体エネルギーも効率よく
使えるのです。
純粋でないものを多く脳に書き込んでしまうと、
その分、ストレスがかかり、脳はさまよい、余計なエネルギーを使い、
なかなか結論に達せないず、堂々巡りばかりをします。
とまあ、こういう感じですが
いちばんいいのが、いつも書いているように
アッケらかんと生き、
何事も振り返らず、
スタスタ前を向いて歩く。
という事だと思います。
良寛の言う。
運を天に任せて、のほほん、のほほんと
でいいのだと思います。
ともすると、私もこの原点を忘れてしまいますが…トホホ!
思い出しては、ここに立ち返り、・・・・ヤレヤレです!!
一方的な願いを聞いて頂いて、ありがとうございました。心から嬉しく、そして感謝しております。
こうして、自分自身よりも遥かに経験と、知識のある、そして全く別の人生を生きていらっしゃる方から、教えて頂けること、貴重な経験と受け止めています。
教えて頂いた中、不信や自己顕示など、自身にあてはまることが多くありました。嫌悪しながらも、未だ払拭しきれずもがいています。幼い頃に得てしまった悪い妄想、幻想の世界からは、抜け出しきれていません。
書いて頂いたことから逸れてしまうかもしれませんが、日本という価値観の中に生きる人間として、行き過ぎた労働や男女差別など、日本という枠組みの中での価値観は、特定の国々、人達に比べると遅れ、まだ劣っていると感じることがあります。自身、名誉や権力欲にまみれず、守るべき存在や、自分自身を見失わずに生きたいと、強く願います。
田下さまのご活躍、かげながら応援しております。改めて、ありがとうございます。