AI時代を生き抜くために・・・その2。 |
概略を書き終えてホッとしています。
しかし、読んでくださった人は
また、田下さんが何やら変なことを書いて
何が何やらさっぱり分からない、と思われたかもしれませんね。
人生前半は、芸術や文学や思想、哲学ばかりやっていましたが
或る事件を契機に後半は(50代くらいから)
心理と脳世界のことほゞ独学で追及してきました。
そ次の時代、いやもうとっくに始まっているAI時代においては
どう生きたらいいかについての考察をずっと続けていたのです。
結論として、
AIが産み出す価値や生産性と対抗して生き延びていくには。
漠然とではなく、明確、明瞭に、自分の能力(脳力)をしっかり鍛え、
成熟させていかないと、
莫大なデータを集積、分析、統計して瞬時に結論を
はじき出し、
さらにそれがロボット化されたAI社会では、負けてしまいますよ、と
言いたかったのです。
今書いていることは
その先端のすそ野には、広く複雑に層を成す、私が獲得した世界があり、
その世界を背景にして見える、これらの時代とその現実を、
なんとかお伝えしたいと思って書いていますが、
その広く複雑に層を成す世界を言葉にするのはとても難行です。
これからの時代を、かなり雑駁に分けていうと、
1,AIを駆使し、それを使いこなす層の人間
2,AIを使いこなせず、AIロボット下で働く層の人間
3,AIを必要とせず、或いはAIを局部的に統合しながら
人間力を優先させて生きる層の人間
おおくの人間は2の層になるでしょう。
重要なのは3,の層の人間です。
AI時代が始まっても
3の層を目指すことで、その人間の能力(脳力)は向上します。
それとね、AIのデータ世界が完璧かというとそうではなく、
AIのもたらすデーターの中にも、思いがけないスキマがある
かもしれません。
そのデイテールの中にに現れるスキマや、ゆらぎがあるかもしれませんよ。
なぜなら、
我々人間の物質世界が現れたのは、それこそ
宇宙が完全には対称性の世界ではなく、
その隙間のほんのちょっとの破れ目から
実のところ私も本当は何がおきるか分からないのです。
しかし、確実なことは
人間は年月の中で成熟するということ。
体験知や経験値や、持続される考察のなかから
実が熟していく、という事です。
私達、といってもその時私はもういませんが、
おそらくほとんどの人々は、
AI時代の中で囲いこまれて生きるしかないでしょう。
しかしそれでも、自分という人間の●柱、
自分という人間の●一角を守り、
AI時代の中に呑み込まれないように、自分をしっかり●立脚する。
そのために、一筋の仕事見つけ、格闘するということが
もっとも有効であり、
私は言うのです。
そして自分の内面に関する悩みの解決は、
このブログでたくさん書きましたので、それを読んでください。
ただ、おそらく、これからの時代は、もうそれどころではなくなると
思いますよ。
いかに、現実の厳しさの中で、知力と自分の人間力を磨き、
●実践的に生きるか、だと
思います。
実は映画上映の後、私のリモートトークが行われる予定でしたが、