「女たちへ」その3,コンプレックスを追い払う、ガンバレルーヤのよしこちゃんはなぜ痛いか!!、 |
今回は若い女性達へエールを!!
女たちが苦しむ容姿のコンプレックスも、その他のコンプレックスも、
コンプレックスに捉われることがいかに無駄であるかを書きますよ。
お笑い芸人のよしこちゃん(ガンバレルーヤ)があんりちゃん(ぼる塾)に
ポジションを取られたとかいう記事をみたので、
お笑好きの娘に訊いたところ、
今<ぼる塾>がどんどんのしてきて、
あんりちゃんがそのキャラが似ているよしこちゃんを喰い始めている。
なぜならよしこちゃんはあんりちゃんに比べて
ちょっとイタイからだそうだ。
私にはほっぺをピンクに塗ってがんばっているよしこちゃんも
ぼる塾で中央を張るデブキャラのあんりちゃんも
両方がふてぶてしくても(笑い)可愛い女の子に見えます。
ただ、
ガンバレルーヤのよしこちゃんは、一見強そうに見えますが
中身は傷つきやすい乙女です。
私などには、そこが可愛いいな~と思うとこでもあるのですが、
あんりちゃんも乙女なことは乙女であったも、堂々の乙女で
よしこちゃんに比べると、なんだか安心感があります。
芸上で、デブや容姿のことをディスカウントされても
少々のことではびくともしないあんりちゃんがいます。
この差はどこから来るかというと、
それはよしこちゃんの中のコンプレックスが視聴者に透けてみて
なんとなく痛いというか、思い切り笑えないのです。
よしこちゃんに比べてあんりちゃんもコンプレックスはあるのだろうと思いますが
よしこちゃんほど、その内面に突き刺さっていないのです。
むしろそれを武器にしてやる~という気迫というか、意欲のほうが満々で、
相手があんりちゃんのコンプレックスをいじっても、
それが何なのさ、どころか倍返しにして返します・・・笑!
ところがよしこちゃんの場合は、
コンプレックスが感情(心)まで突き刺さっているように見えます。
それが顔に出てしまうのですね。
その返しが痛々しく見えてしまうのです。
つまり
あんりちゃんがちゃんが、
●自己肯定できているのに比べ
よしこちゃんはその自己肯定というか、
居直りがちょっと弱いというか浅いのです。
それが視聴者の漠然とした不安に連動するから、
よしこちゃんより安心できるあんりのほうがいい、という風になるのですね。
基本的には人間は、他人のコンプレックスが嫌なのですよ!
女の子は誰でも、顔や容姿のコンプレックスにさらされます。
でもね、そんなことなど<その人の全体・存在>の面白さや魅力にくらべたら、
蚊に刺された程度の傷だわ~とという自己肯定が大事なのです。
他の芸人よりダントツに受けるのは、
彼らは、どういうわけか自己肯定がちゃんとできているからです。
だから彼らがディスカウントを受けても、
視聴者は安心して彼らを笑い飛ばします。
彼らもお客さんと一緒に自分を笑い飛ばすでしょ。
おそらく、子供の頃の育てられ方が良かったのではないかと思いますが、
二人共が自分のコンプレックスに対してあっけらかんとしている。
そもそも人間は、コンプレックスの強い人を敬遠します。
傷つきやすい人も敬遠されます。
反対に、
少々のことでも動じず、アッケらかんとしている人に対しては
安心して寄ってくるのです。
もう何度も書いていますが、コンプレックスなんか、自分だけの独り相撲です。
●自分だけが気にして、いじけているにすぎません。
だから、コンプレックスなんで蹴とばしてくださいね。
そして若いという事だけでも素敵なことですよ!!
●根拠なんかなくても、自信をもつことです!!
最後に脳の中に沁み込んだコンプレックスは、なかなか取れません。
でもね、これを追い払うには、
●コンプレックスに陥いりそうだ、とおもった瞬間に
口と鼻の息を止めて、そのまま1,2,3,4,5,と数えてください。
こうして脳の動きをストップするのです。
それでもだめなら、頭を振って、追い払う!!
