自殺をやめて、自分に愛情をあたえ続ける! |
先般ちょっとショックなニュースを目にしました。
それは政府の「自殺対策白書」で、コロナ下における女性の自殺が
前年より、935人も増えたということです。
その原因の一つはコロナ禍で非正規雇用の女性達の労働環境の
大きな変化がある、という事でした。
おそらく仕事を失い、生活が成り立たなくなった女性が沢山いるのでしょう。
同性として胸が痛みます。
私には何も力にはなれませんが、しかし、
いかなる状況でもいかなる環境でも、しっかり自分を愛する、ということを
身に着けてくれれば、たとえ自殺したくなっても、
自分の生きていることを、自分の尊厳を取り戻し、それが
エネルギーになると思いますので、
シリーズ「自分に愛情を与え続ける」を書いてみようと、思います。
本日の分は以前に書いたものですが、まず、ここをしっかり押さえて生きる、
という意味で載せたいと思います。
◆自分に愛情を与え続けるその1
おそらく、人間の誰もが愛されたいとおもっているでしょう。
そして誰もが愛情をもらいたい、
愛情さえあれば・・・とおもっているかもしれませんね。
でもね、
誰もが、そういう受け身で愛情を求めているとしたら
誰が
愛情をくれるのでしょうか・・・?
親が、
夫が
妻が
友人が
先生が
ペットが・・・ですか
不特定多数の
大衆がですか・・・?
でも
そういう人たちも
実は
愛情をもらいたい・・・と
思っているとしたら
誰が愛情を
くれるのでしょうか。
神様ですか、
ほとけさまですか
残念なことに,神様も仏様も
全部
人間の文化が造りだしたものです。
実は私はこの
”自分が他者から愛情をもらいたい”・・・ということを
どこかで卒業しないと
人間は
行き詰まると
思っています。
人間は誰もがどんぐりの背比べでね~。
誰もが
自分の人生を消化するだけの分しかエネルギーが
ありません。
だから人間は死ぬんですよ!
人間のトラブルのほとんどが
他者からのエネルギーを奪うことから始まります。
トラブルはすべてと言っていいくらい
依存と甘えによる
お互いのエネルギーの奪いあいです。
他者に依存することも
自分の中の甘えを許すことも
すべては
他者のエネルギーを
自分用にほしいということですね。
以前にも書きましたが、
人間が目が覚めている状態は
脳と体が軽い集中の中での理性で統制されている状態です。
しかしその状態に
少しでも甘えの欲がでたり、
依存する心理がおきると
その統制がポロッと崩れて
脳と体が不安定な状態になってしまいます。
そうなると今度は
統制が崩れたスキマから
どんどん不安がはびこり
理性がよろけ
迷いが始まり
それをカヴァーしようと
脳がどんどん
シュミレーションを始めます。
そうなると同然心理はどんどん
不安のスパイラルの中におちてゆきます。
それがいわゆる取り越し苦労や
神経の不安の強迫になって
自分が作り出す不安と恐れのスパイラルで
それまで
理性でしっかり支えていた”自分”が
崩れてしまうのです。
そして気分がどんどん落ち込み、
エネルギーが萎えていくのですよ。
こういうことがわかってきたとき
私は
はっきりと自分に言い渡しました。
自分の中の依存や
甘えを
取り除くこと。
決して他人に依存しないこと。
それには
自分への愛情は自分で
●まかなうこと。
できるだけ解決できることは
●自分で解決すること。
そして
●解決する能力を磨くこと。
誰もが
自分のことで
精いっぱいなように
他人も自分のことだけで
せいいっぱいなのですから
他人からのエネルギーを
奪わないこと。
なにかトラブルがあっても
まずは
自分の中の依存と甘えがないかどうかを
検証する。
そのことを決めてから
私の
シャンとした人生が始まりました。
まずはしっかり自分の中に芯を作ることですよ!!
つづく。