◆能勢監督と話す8 いまだ泰平の眠りから覚めない日本の大衆社会! |
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2023年 05月 12日
私ね、最近なんて自分はアンポンタの大間抜けであるかと思います。 先日G7の写真が新聞に載っていましたが、それを見ながら思ったのは、 なんかフワフワして、シャキッとしていない。 それは、日本の世論もマスコミも 同じじゃないかと。 そして思い当たってハッとしたのが、もしかしたら、 日本だけが世界情勢に乗り遅れているのではないか、という事です。 結論から言いますと、 ついこの間まであったグローバルスタンダードが、イギリスのEU脱退頃から崩れて、 トランプ出現の時にはもう、 日本を除く世界中の国々が 自国オンリーワンになっているのに いまだ、日本政府も日本人もが、グローバルスタンダードの幻想から覚めていない。 ウクライナ戦争に各国が動かず武器だけを供与しているのも、 単に核戦争になるのを回避しているだけではなく、 自国の利益を優先しているからで、 日本以外は 冷やかなくらい現実的自国エゴに徹しているのではないか、と思います。 情けない事に、日本はG7やアメリカの腰巾着番頭に、成り下がっている。 もし台湾有事が始まっても、アメリカが日本を利用することはあっても、 アメリカが日本を助ける事はありえない。 だからといって、短絡的に日本も軍事武装しろと、言っているんではないんですよ。 今の緊張関係からいうと、そんなに簡単には台湾有事は起らない様に思いますが、ほんとうのところは、 私には分かりません。 もし起きても、アメリカと中国はすぐ収束をはかるのではないかとも、 思いますが、分かりません。 北朝鮮の事にしても、日本にくらべ韓国は恐ろしいくらいしっかりしていますから、どうなのでしょうか。 国民一人一人がしっかりと考えなければなりませんね。 それよりか、その前に日本の社会は液状化して崩壊することの方が、 私にはリアリティがあります。 日本の社会がなぜ液状化するかと言うと、 これまでこの国にあった素晴らしい文化が消えつつあるからです。 日本人の屋台骨のような、 ハッキリした知性が衰えてしまったからです。 特に若い世代は確かにYouTubeやTikTokで見ると才能はキラキラしているのですが、 それが文化に結実するためには、恐ろしいくらい教養がなく、短絡がひどいです。 そこにITの断片知識が入り込み、 深い洞察も、持続的思考も無用になっているのだから、 知性や文化が液状化するのは当たり前ですね。 そしてもっと深刻なのは、 日本という国の顔が消えかかっている事です。 この国が特別な成り立ちと歴史の中にあるという誇りと認識、更には深い影と光。 日本人が日本人たるそのアイデンティティが、 消えそうになっている事です。 日本は温帯の四季に恵まれ、四方を海に囲まれた美しい島の国です。 四季折々の豊かな自然の中で、 山海の幸に恵まれ、 水の豊かさは米を始めとする五穀豊穣の国を作りました。 その、世界のどこにもない地勢と環境の中で、 素晴らしい独特の文化を生み出した国なのです。 古代万葉から何かあれば和歌に歌い、ものの哀れや幽玄、江戸時代には花開いたさまざま文化や武士道など他国には決してない 独特の文化や知性をもち、常に自立と独立の気勢を持つ国であったはずなのです。 ところが今はどうでしょう、 そういう自尊心もなく、 アメリカの腰巾着のようであり、 G7の鞄持ちのようであり、 もうおわかりだと思いますので あとは書きません。 何がどうなったのか。 私はその原因の一つは戦後私達が作り上げた大衆文化だと思っています。 大量生産と大量消費の文化。 学歴偏重の教育。 マスコミやメディアが価値付けをする国。 他人の顔色を伺い、 事なかれ主義にまかれ、 とにかく平和に暮らせれば、 そこで満足してしまう国民。 私自身も、 なんとウカウカしてしまった事かと、後悔しています。 私自身も、自分がどう生きたらいいかが分からなく、 ずいぶん彷徨って生きてきた気がします。 さて、戦後の大衆社会ですが、 私は決して大衆をバカにしたり、みくだしたりはしません。 大衆の中にある逞しい生命力は 最終的には、その底力で社会を支えるからです。 しかし今の日本の大衆社会は、以前の様に自立した大衆社会ではありません。 もともと大衆の中にある自立心がすっかり消え、 依存と無関心が蔓延りました。 特に日本人の依存の激しさは深刻です。動物にまで依存するのですから。 流行を追い自分で考えず、時流に流されてゆく大衆です。 消費文化にどっぷり浸かり、 批判精神も、反骨精神も持たずに 傍観し、 その知性がどんどん縮んでいる大衆です。 安いものに群がり、お得が好きで、 誰かが流したデマに踊らされ、 あっという間にティシュを買い漁る大衆です。 情けないほど、その知力も知性も誇りも失くした大衆社会です。 そこには、もはやあの眩しく輝いていた 日本と日本人のアイデンティティは有りません。 2000年の素晴らしい伝統と文化。 人々の中に流れていた暗黙の規範。 独特で美しい感性。 お互いさまの共同思想が、 消えつつあるからです。 もう確固たる自国の信念を持った国ではなくなりました。 足がない日本人。 顔がない日本人。 そうならない為に、取り戻しましょう。 たとえAI社会になっても液状化せず、伝統や文化の上にしっかりと立ち、 海外の情勢に踊らされない日本人です。 大量消費で、大量のゴミを排出する文化ではなく、 節度と抑制を持つ文化と経済の国に、です。 無理かなあ〜。
by denshinbashira
| 2023-05-12 09:04
| 終わりを意識して書く
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