これに巻き込まれてしまうと、断片ばかり追う脳になってしまいます。
小廻りはきくが、目先の事しか分からない、浅薄な脳になってしまいます。
そうではなく、常に物事を立体的に見渡せる脳へと、自分を育てていく事ですよ。

意識的に、全体を見廻す能力を身につけることです。
結果や表面現象だけ見るのではなく、
長期に渡って物事の推移を見渡せる脳です。
様々に起る現象を、なぜそれが起きたかの

論理の中に置いて、
原因や動機や起きた環境の諸条件などを見渡し分析する能力です。
文章でいうなら、短文ではなく、長文を読解できる力を身につける。
科学なら総合的に科学全般を理解し、
学問全般に渡る教養を身につける。
今のデジタル社会はいずれ解体し、これから来るであろう、
アナログ社会へと吸収されていくだろう、と私は考えています。
こんなデジタル社会が長続きするわけがありませんから。
次にやってくるのは、アストロサイトの、超アナログ社会だと思います。
その時、デジタル産業も
デジタル脳の人間も、淘汰されて、
非凡なアナログ的能力を持つ者だけが生き残っていくと思います。
意識的に上記の様に、デジタルにもアナログにも対応できるスケールの自分を育てていく、と言う事です。
そしてもしかしたら、300年つづいた大衆社会の世紀が終わり、
突出した非凡なる才能者の時代が始まるかもしれません。
その時、もし非凡なるデマゴーグが現れないように祈るばかりです。
人間は平和で穏やかな社会へと進化できるかも知れませんね。
それを祈ります
