がんばれ妖怪チルドレン! |
忘れないうちに書き残しておこう。
これから日本はどうなっていくのだろう。
或いは、日本の「社会」は
どうなっていくのだろう・・・。
と考えても仕方がない。
それより、どんな社会にしたいか
コレを若いアーティスト達に聞いてみたい。
或いは表現してもらいたい。
一般的には、
明治以来、西洋に追いつけ追い越せと
西洋的立派さと豊かさを追求したきた人々、
団塊の世代はその一番尻っぽにいる。
この人々は集団でそれを実現しようとした人々だ。
この人々は、私を含めて
あと2,30年でいなくなる。
その次が、バブル体験世代。
今の30代後半から40代の人。
この人々は金信仰と偽ブランド傾向にあり、
やたらと個人的ミエを張りたがる人々。
幻想に取り込まれているから
自分達の実態を作る努力をせず
つぎつぎと幻想を追いかけて
消耗していくだろう。
この次の世代、つまり団塊の子供たち以下。
私はここに希望をつなぎたいのだけれど・・・。
ひとことで言うと、この子達は遊んでない。
いつも大人の目の管理下にあった子達だ。
それとやたら競争させられて、うんざりしている彼らは、
極めて個人的な価値観世界に生きている。
もうひとつは、
ムカシ野山を駆け巡り、子供達だけで腹いっぱい遊んだ
戦中から戦後の世代の漫画家達、
手塚治虫さんを筆頭に優れたたくさんの漫画家たちが、
彼らのためにいっぱい夢や冒険や理想を語ったものを読んでいる。
彼らが身体を使って遊んでないことが、
前に書いた「妖怪チルドレン」として、
社会的には、色々問題を起こすと思うが、
一方、彼らこそ自分の本音でしか動けないという
縛りが、逆に幸いして、
今まで社会に蔓延していた、形式的なものや、
くだらない、偽善的なものを廃して、
本当に必要な、本質的なものを追求してくれそうだ・・・。
というのは私の幻想・・か。
まあそんなに甘くはないと思うが、
今よりはすこしましになるかもしれない。
しかし
社会の秩序が崩れ、犯罪、不安が増すかもしれないね。
ただ彼らの深層には「遊びたい」
という欲求が潜んでいるはずだから、
色々面白いバラエティーにとんだものが
たくさん生産されるかもしれない。
これからの10年・・・。
金権、マネーゲーム、がはびこり
文化を持たない企業は中が空洞化して、
上っ面ばかり立派な張りぼて製品を作っては崩壊していく。
一方、ことの本質を究め
自分達の確かな文化を築こうとする企業は、
生き延びていくが、高利益は得られない我慢の時となる。
私だったらこの10年
芽いっぱいに豊かな文化を学習、吸収するほうに
エネルギーをつぎ込むけど。
面白いこと意外なことをたくさんして。
力を蓄積する時期だ。
そして、
いよいよ登場!
じわじわと
地下でうごめくごとく
本物のオタクたちをはじめ、
ニートと呼ばれた若者や、
社会不適合と思われてた人々が
突拍子もない角度から試行錯誤、
離合集散と淘汰を繰り返しながら
今の企業形態とは違う形に進化して、
生産性を高めてくる・・・と
私は思うヨ。
外れているかもしれないけどねェハハハ。。
オモシロイネー。
がんばれ妖怪チルドレン。
その次の10年こそ、
君らの時代がやってくる。