再生の道へ! |
今日は息子のことをちょっと!
息子は小さい頃からたいへん面白い子だったので、
天才、天才といって育てました。
そのおかげか、今でもひらめき型の人間です。
小さいときから、家族の揉め事を見てそだち、
そのせいで、ちょっと家族とは距離をとることを覚えました。
ドツボにはまらないように用心しています。
しかし、結果的には彼も私たちの一部始終を見ていましたので、
人間の心がドンナに繊細で複雑で、もろいか、
また、その心をどう立て直して生きてゆくかを学びました。
娘はいじめにあったせいもあり、
どこか図太いところをもっていますが、
彼は反対に、
かみそりの刃のような繊細さをもっています。
その繊細さは時として、
かみそりで切ったようなにせんさいな傷のようであり、
またかみそりの刃のように研ぎ澄まされた感性でもあります。
彼は自分の家族の揉め事を、
反面鏡に独自の道を歩こうとしています。
それはそれで面白いカナーと、
私は思っています。
昨日、銃刀法違反で捕まった、漫才師故やすしの息子,
木村一八君が釈放されて、
インタビューを受けていました。
ひと目見ただけで彼がドンナに深く傷ついているかがわかります。
多分父親のゆがんだ感情の犠牲になったのではないでしょうか。
その彼にバカなインタヴューアーが、
今の彼のことを死んだお父さんがどう思っているか、などという
心無い質問を浴びせていました。
本当にメディアの人間は傲慢です、
父親の亡霊がまといついているから、
彼はまっとうになれない!
その苦しみを理解できないのでしょうかネェー。あほたれが!
くたばれマスコミ!
一日も早く父親を退治し
自分の心から追い出して、
新しく生きなおす事を祈っています。
親と子の問題は、
代々続いたその人間の家族の闇の根を、
どこかで断ち切らないと
知らず知らずのうちにその闇の中に飲み込まれてしまいます。
どうして自分はこうなってしまうんだろうと苦しんでも、
その根はその子供が欲したものでもなく、
ただその血筋の人間の深層心理に刻印されたものですから、
なかなか難しい問題ですが、
自分の息苦しさや、おかしさに気付いたら、
勇気を持って立ち向かうことだと思います。
木村一八氏の場合は、
息子の中にある人間憎悪や、物凄い愛情希求が、じつは
自分の父親からバトンタッチされたモノだという事に
早く気付いて、
父親と心理分離して、
父親の影響が一切ない、
父とは全く関係ない職種を選んで、
自立すること。
本当は気の小さい彼が
彼なりの小さい幸福をつかんで、
目立たない平凡な人生を
歩き始めたらいいのではないでしょうか。
彼の本当の望みはたぶんそんなとこかなーと思います。
最後に彼が日本刀を持ち歩いていたことは偶然ではなく、
ドンナに彼が怯えながら生きているかの、
証のように私は思います。
攻撃的な人間ほどじつは、
怯えや怖れにさらされているのだということを
理解してあげてほしいと思っています。
それにしても、
日本のマスコミは本当に傲慢でバカやローですね。