カウンセリングノート№2 |
今日から少しずつ、カウンセリングの事について
書いていきたいと思います。
昨日、カウンセリングについて勉強し、
実際にトレーニングしていた頃のノートを
読み返しました。
そこに書かれていた私が幼児の頃に決めた
「人生脚本」については
ちょっと凄いことが
書かれててありました。
そのことを正直に書こうと思ったのですが、
あまりに唐突なので
説明をしながら書いていきます。
アメリカのエリック・バーンが開発した心理分析法に
交流分析というのがあります。
これについては後ほど少しずつ説明をしますが、
そのなかの分析の一つに
「人生脚本」というのがあります。
これは自分はどう生きるべきかを、
子供が4歳から5歳くらいになるまでに、
親から無意識に渡される脚本というわけです。
親からどのように育てられるかによって。
この脚本の内容が決まってきます。
しかし恐ろしいのは
親の表面意識ではなく、
無意識のところにある
コンプレックスや親自身のトラウマなどが
スルリと無意識から無意識へと
手渡され、
本人達はほとんどこのことに
気がついていません。
私の場合も親から渡されたこの人生脚本の中で、
苦しみ抜いて、まさに
この脚本の書き換えに
人生を費やしたともいえるくらいです。
この人生脚本がいかにその人を規定し
その人の行動にブレーキをかけるかの例として
私のそれをここに載せましょう。
私は物心つく頃から、
自分がいつも友達から孤立しているのを
感じていました。
友達がなせ自分と離れていくのか
解りませんでしたし、
自分もどうしたら友達と仲良くできるのか、
皆目解りませんでした。
今から思うと、
私は他人が大嫌いで、
いつも他人に対して否定的で、
また軽蔑をしていました。
その原因がこの幼児期の私の決心だったのです。
このレッスンは絵を描きその中に入っていくという
ワークの中で始めて出てきました。
ちょっと衝撃的なので読みたい人だけ
この扉を開けてください。
人生脚本1
お母さん 私の事かわいそうだと思わなかったの
お父さん 押し付けてきて、
カッちゃんと遊んだらいけないとか
いちいち干渉して
お母さん、お父さんの言いなりになって
自分たちだけで楽しんで、
ずかずか入ってきて
私の一生なんかメチャメチャにしてしまって
いつも私は、本当のお母さんやお父さんだったら、
こんなことはしないって思っていたわ。
焼き芋食べちゃいけないとか、
駄菓子を買っちゃあダメとか
むりやりピアノの練習させて
いつも命令ばっかして
遊んでいると、すぐ呼びにきて
賢いとか
そういうことばかり
つまらなかったなあ
みんな買ってもらっているのに
私だけ買ってもらえない、
マンガだって読ませてもらえなかったし
わたしを脅かさないで欲しい
肝心なことは私に決意させてほしい
私をびくびく脅かさないで欲しい
こんなに脅してきていつも私は
あなたたちに負けてきたでしょ
自分の人生を台無しにしてきたよ・・・
脅かさないでください。
私はまだちいさいんです。
こわいから・・・
●私が決めたこと(人生脚本)
私は絶対お父さんを好きになりません。
受け容れません。
私は男の人を好きになりません。
母も受け容れません。
人間が嫌いです。
壁のように、石の様に
何も感じないように
なりたい。