人間は優しい! |
私の人生脚本の筋書き・・・。
幼児期の私が自分の人生を
あのように決めていたなどとは、
私自身も全く知りませんでした。
それに自分の幼児のときの事は
ほとんど忘れえていましたからね・・・。
でも今思うと、
たとえばスーパーのレジに並んでいる時など
周りにいる人間がうっとおしくて
たまりませんでした。
別に私とは何の関係もないのに・・・。
又なぜか男の人が怖くて、
特に、教養のなさそうな動物的な男は大嫌いで
ぜったい近寄りませんでした。
自分の以外の人間は
すべて敵のような感覚で
生きていたような気がします。
昨日書いたワークではないんですが、
自分の父親と退行催眠状態で、
対決したことがあります。
ゲシュタルトの
エンプティーチェアーというワークです。
そのとき私は父親と対決し、
スポンジのバットで
私のイメージの中に刻印されている恐ろしい父親像を
叩き潰しました。
そのワークが終わって眼を開けたとたん、
周囲の風景が一変しました。
物凄く穏やかでやわらかい風景になっていました。
それと私が怖がっていた、
男のカウンセラーへの恐怖が取れて、
心が驚くほど楽になりました。
幼児期に決めた、父親および男に対する
恐怖と拒絶の封印が解けたんですね。
自分が本当は人間が嫌いなんだということを
偽装するために、
自分は人間が大好きなんだと思い込んでいました。
意識の上ではそうでも、
実際の感覚は
先ほどのように、
自分にかかわりのない人間に対しては
嫌悪していた私がいました。
これらのワークをやりながら、
私は自分の中に書き込まれた
さまざまなゆがんだ情報を書き直す作業を
続けました。
特に自分の子供達が二の舞をしないように・・・。
自分ではどうしようもなく
そうしてしまうとか、
頭ではわかっていても、
感情にのっとられて、
そちらのほうをつい選択してしまうとか、
歯止めが利かないとか
いつもいつもネガティヴなほうへと
心が引っ張られるなど・・・
それはその人のせいではなく、
きっと人生脚本の筋書きが
そうなっているのだと思います。
もし気がついたなら、
自分の脚本を見つめなおし
書き変えましょう。
世の中には物凄い筋書きを生きて
訳もわからず苦しんでいる人は
たくさんいます。
せっかく生まれてきたんだから
自分の人生を豊かで意義のあるものにするために・・・。
断っておきますけど、
豊かで意義のあるとは、
社会的にそうあるということではなく
自分にやさしく、そして
辛いことも苦しいことも含めて
生きることを実らせていこうという意味です・・・!
世の中の大半の人は
人間は変わらナイ・・・!ッて
思っています。
でも
私は変わりましたよ。
私の周辺にも変わろうとしている人がいます。
以前の私は気難しく孤立した人間でしたからね。
むしろ変わるというのではなく、
心の中の膿を出して傷を癒し、
本来のゆがむ前の自分に帰るということですかね。
にんげんはみんな心の奥に、
やさしい感性を持っている。
だから弱っている人や
辛いめにあっている人には
ほとんどの人が優しい。
やさしくない人も
本当はやさしくしたくても
できない。
(それも苦しいんです。)
もう一度言います。
人間はみんな優しい・・・!
これが私の自論です。
※ 全く関係ないんですが
うちのバカ息子のブログが面白いので
ご紹介します。