チャイルド救出大作戦その2・怪獣退治 |
良くも悪くも「親」で、
子供を慈しみ育てるのも親なれば、
子供を隷従させ呑み込んでしまうのも、
親です。
チャイルドを救うには、
子供を呑み込んでしまう親、
または幼児期に影響を与えられた大人を
退治しなくてはなりません。
きのうは子供の頃のことを思い出しましたか?
今日のワークは、
子供の頃の貴方に対して、
無力感を植えつけた怪獣(大人)を退治します。
貴方に無力感を植え付けた人間は
そのまま貴方の脳の中にイメージとして
刻印されています。
断っておきますが、
現在のその人ではありません。
貴方が深く傷つき、怯えた頃の
その人のイメージです。
それを退治してあなたの心から追い出していきます。
それではやりましょう。
まず、用意するもの、
椅子を二つ
座布団を二枚、
紐
新聞紙数枚。
1 まず新聞紙を何枚か重ねて丸め、
新聞の棒を作ります。
2 二つの椅子の片方の座席に
座布団を二つ折りして、紐でくくりつけます。
3 2の椅子に向かい合うように少し間を空けて
もう一つの椅子をおきます。
4 残りの座布団はそばに置いておいてください。
さあワークに入ります。
座布団をくくりつけていない椅子に深く座ってください。
眼を閉じて深呼吸をして、
ゆっくり集中していきます。
眼をつぶって自分の前の椅子に
気持ちをあわせていきます。
そして思い出しましょう。
さあ子供の頃の自分を思い浮かべてください。
そしてしかられている自分を思い出してください。
もしかしたらいじめられている自分かもしれない。
ゆっくり、ゆっくり、
あなたをしかっているのは誰ですか・・・?
あなたをいじめているのは誰ですか・・・?
その人はどんな言葉を言っていますか・・?
どんな顔をしていますか・・・?
それに対してあなたはどんな気持ちです・・・?
正直に言いましょう、
そして、
湧いてくる感情を抑えないでください。
怯えないで、怒りを出しましょう。
勇気を出して・・・・。
さあ怪獣を退治しましょう。
眼をつぶったまま手にあの新聞紙の棒(木刀)を持ちます。
目の前の椅子に貴方を無力感に追い込んだ人間がいます。
そいつを一気にたたいてください。
気の済むまでたたいてください。
叩いて叩いてそいつを徹底的に
やっつけてください。
その人を自分の心から追い出してください。
「私は無力ではない」と言ってたたいてください。
思いっきり叩くのです。
力を弱めてはいけません。
感情を思いっきり吐いて
心をキレイにしましょう。
相手がと「堪忍してください」と言っていますか・・?
気の済むまで叩いたらやめてください。
そして自分の椅子に座って相手を見ましょう。
貴方は相手を許すことができますか・・・?
もう二度と貴方に対してこんなことをしないように
言いましょう。
そしてあなたも、
私はこのバカな怪獣に脅されることはナイ!と宣言しましょう。
私はこの怪獣より強い!
私は力に溢れている
さあもう一度ゆっくり深呼吸をして、
そしてもう一つの座布団を胸に抱きましょう。
それは強く生まれ変わったあなた自身です。
自分自身を抱きしめて、
子供の自分を呼び戻しましょう。
自分のなかのチャイルドを解放して
一緒に力強く
さーあー出発だー!!
貴方が今あるのも親や周りの人々のおかげです。
それはそれとして、
しかし、
貴方はあなた自身の人生を創造的に生きるために、
いらないものはさっさと退治して、
自分に溢れる自分自身のエネルギーを
信頼して、
力強く前に進みましょう。
明日からは、
インナーチャイルドの
自我の汚れを取るワークに入ります。
では。
連日お邪魔しております又三郎です。
本日は、チャイルド救出大作戦1と2のワークに、
取り組ませて頂きました。
自己流でちゃんと出来たのかは解りかねますが、
なるべく素直に、本気で、チャイルドと向き合うよう努め、
思いを紙に書き出していくと、苦しくなってボロボロ涙がでて来ました。
「悲しい」とか「辛い」とか、
「怖い」「嫌だ」「どうして」等、そんな言葉が紙に羅列され、
中でも一番多かったのは「寂しい」でした。
私は保育所に入る5歳まで、他の子供と遊んだ経験が余りなく、
小学校にあがった頃は、友達と上手く接することができませんでした。
学校が終わると真っ直ぐ家に帰って、定位置の部屋の隅で三角座りをして、
空を眺めたり、空想したりして、夕飯まで時間を潰していました。
その頃の事が鮮明に思い出され、実は孤独を感じていたのだと気付きました。
そして、この孤独のおかげで、絵を描く仕事に就けた事にも気付きました。
また同じ頃、クラスのキツイ女子2人組みに虐められていて、
密室でカッターナイフで脅されながら
「あんたなんか死ねばいい」「いらない子だ」などと言われて、
「死にたくない」と震えながら命乞いしたのを昨日の事のように思い出しました。
すっかり忘れたと思っていましたが、鮮明な記憶で身震いしました。
生まれて初めて自らの死を意識して、本気で怖いと感じた瞬間だったのだと思います。
なぜあの頃の私は、その子達と距離を取れなかったのか…非常に悔やまれます。
(不思議な事に二人共1~2年後に他府県へ転校し、以後は平穏に過ごすことが出来ました。)
大小いくつも出てきた記憶の中では、上記の二つが、
今回のワークでとりわけ強く出てきた記憶になります。
最も孤独を感じた時期だったのか、何れも6歳前後というのが少し意外でした。
ワーク2の怪獣退治で、怪獣は肩を落として去って行き、
女の子達は思いっきり引っぱたいてやったので、泣きながら逃げて行きました(笑)
これが分離への一歩になると嬉しく思います。
denshinbashira様の記事に依存してしまっている気も致しますが、
努力致しますので、どうか卒業までコメントする事をご容赦頂けましたら幸甚です。
素晴らしいワークを解りやすくご教示頂きまして
ありがとうございました。
委縮したこころとからだをもとに取り戻すワークです。
自分の心に焼き付いてしまった恐れや怯えをとり、どうぞ
またイキイキと生きなおしてください。そしてコメントもどうぞ書き込んでください。