茂木健一郎著「脳と創造性」を読んで! |
今朝、
茂木健一郎著「脳と創造性」
ーこのわたしというクオリアへー
という本を読み終えました。
読み終えて今
言葉にかえがたい
静かな感動があります。
わたしが一生考えてきた
自分の生きている意味とは・・・
或いは真っ暗な闇の中で、
手探りをしながら
つかんできた
どのように生きたらいいのか・・?という
問いへの答えが、
自分の知らない間に
自分の「脳」によって
導かれてきた・・・・。
自分の生きる道筋をつかむために
すがるように本を読み
よろけながら
ほとんど確証のないままに
おそらく、多分と、
薄氷を踏むように
自分に言い聞かせてきたことが
この本によって
力強く
明快に検証できたと思います。
先日
CW・ニコルさんが話していたように
この世のアリトアラユル生き物が
有機的に、しかし
不連続的につながっており
その循環の中に
わたし達が生きている。
それは生き物だけではなく
海も山も川も空も
アリトアラユル森羅万象が
そうであること。
同じように
茂木さんは
脳の働きを
「ひとりの人間は、一つの森のように複雑で
豊かな生態系である」と書いています。
まさにアリトアラユル事が
偶然に又必然に、
有機的に無機的に
魑魅魍魎に
或いは一つの意図をもって
混沌と逆に
プラトン的秩序を持って
自由に、不自由に関係し
錯綜し
不連続に連続し、
そういう世界を
わたし達は生きている。
わたしがあれこれ言うより
どうぞ
お読みください!
スゴイ本です!
色々勉強したおかげで
脳というものが
人間の生命保全の為の
コントロール機関であること、
人間がその脳の思い込みの世界
つまり個々の脳内世界で生きており
それはあの宮沢賢治が書いたように
有機交流電流として
明滅する
ささまざまなわたしという現象を
瞬間、瞬間に生きているのだろうと
大体つかんでいました。
しかしその知識を持っても
不思議なことは起こり、
そこに不確かなファンタジーを感じていましたが
この本を読んだおかげでほとんどの事が
解明できました。
それと同時に
わたし達が持っている不安や
恐れなどのネガティブなものさえ
大きな意味があることに
安心しました。
又いつもわたしが言うように
「町は才能に溢れている」
つまりどんな人間もその才能を
生かしながら生きていること。
今の世の価値体系や
序列は
単に今の人間が便宜的に
そう思い込んでいるに過ぎなく、
それに縛られることは
実体のない幻想に身をゆだねているのと
同じです。
古い上着を脱ごう・・
新し時代の息吹は
もうすぐそこに来ており、
古い時代の桎梏を
いかに超えて行くかが
迫られている。
このブログを立ち上げたときも
わたしの直観は
もう
いいだろう
人間を縛る時代は終わり・・・と
もう目の前には
個々の人間が
自己のポテンシャルを
才能を、
自由に開花できる時代が来ている。
わたしが深くかかわった
深層心理の世界も
実はその先に人間の解放が夢としてあった。
それはいかに
人間個々の鎖を解き放つか・・であり、
今ここに又、
「脳科学」が解きあかした、
よりダイナミックな脳のダイナミズムがある。
それはこれより先にある
自由に解き放たれた人間の意識が作る、
大きな可能性・・・!
さまざまに条件が整った先には
いったい、
なにが起きるのだろう!
人間の進化の果てにはネッ!
ワクワクするね。
少なくとも覚醒した人間は
いろいろやらなければならないことが
山のようにアル・・・・!
あと何年生きられるかわからないが、
少なとも、
望む人間には
わたしが獲得したモノをすべて渡そうと、
思っています。
それがこのブロぐのタイトル
「遺言」です。
わたしにできることはすべて
この世に寄与して
すっからかんの枯れ枝のように
ポきっと
死にたいと願っています。
明日はね、
なぜわたしが
「女」という自我を捨てたかを
書きたいと思っています。
いまそのことが頭の中を
グルグル廻っているので・・・。
では。