誰でも自分の一番弱点が戦力になる! |
人間は欲張りだからね、
自分にないものばかりをほしがる。
つまりモトから自分にあるものには眼もくれず
他人が持っているモノが
よく見えてしょうがないのです。
中には自分を勘違いして
ないものねだりの努力ばかりして
一生を棒に振る人もいる。
自分の本質を解っていないからです。
ヒントはね
日頃から
一番嫌だと受け容れたくない自分、
或いは
じぶんが一番欠点だと思っているところ
他のひとからくらべ
劣等意識を持っているところ、
たとえばわたしなら、
感情が激しく
傷つきやすく、
しかもチビで
デブ
モウ一つ私には決定的なコンプレックス
自分の頭が悪い・・・という
コンプレックスがありました。
私が温厚で、
神経が図太く、
しかも、
背が高くスマートであったら
今のような私は
アリマセン。
じぶんの感情の激しさに悩み
傷ついて、
何とかこのじぶんを変えたいという思いから、
自分の感情の根拠を、
解析していきました。
そこには、
幼い時から苦しみ続けていた自分がありました。
それは昨日のブログに書きましたが、
それは救い出さずには入れない
自分の姿でした。
そのことは同様に
どんな人間の中にも、
他人には解らない、
苦しみのタネが在ることを
教えてくれました。
もし私が温厚であったら
こんなにも人間の不条理、
存在の深さを、
知ることはなかったと思います。
もし神経が図太かったら
さまざまに織り為される
感情の綾や、
壊れそうな心を必死で生きている人の
言葉に代えがたい懸命さに
気づくことができなかったでしょう。
それこそ
風景は凡庸に平坦で、
人情の機微に
うとかったと思います。
頭が悪いから
必死で本を読みました。
ただひたすらに
頭が良くなりたくて・・・(笑い)
チビでデブというコンプレックスから
脱皮するために、
女性の本質的ない美しさに、
気づくことができました。
表面の美しさではなく、内面から
こぼれ落ちるような
知性や母性そして、
土着的なたくましさ・・もね。
美人になりたくて
顔を整形したり、
身を飾り立てても
内面から溢れ出てくる輝きには勝てません。
匂うような女性らしい潤いは
心が競うところからは
出てきません。
私は私のこの感情の激しさこそ
神様がくれた、
私の武器だと思っています。
私の内面の輝きは
私という独創性から、
私自身からしか放つことのできない
表現としての個性。
私が極めてきたことは
私という素材をベースに
この世では唯一無二のものであり、
私の魔法の杖でもアリマス。
この武器を持って
私はこの世を生きぬいていきます。
気が弱い人は気が弱いことを・・・
逆に気が強い人は気の強さを・・・
器量が悪い人はその器量の悪さを武器に、
ドンくさい人は
そのドンくささを・・・。
自分の欠点を逆手にとって
そこを磨いていくのです。
何時もダメで
どうしようもない人は
そのどうしようもないじぶんを
武器にして戦略を立てる。
一番ダメな人間は
勘違いをして自分を見誤り、
隣の芝生ばかりを追いかける。
どんなことがあっても
自分の良いトコ悪いとこに
デンと胡坐をかいて
ことの始まりを
そこから起すことです。
じぶんのなかに異物を放り込まれて
イタイイタイと苦しんだあこや貝が
その異物を痛い痛いと自液でつつみこんで
やがて真珠となるように・・・。
痛いことこそ輝きの原石
私たちの宝物です。
神様が仕込んだ人生の逆説!
あだや自分ををおろそかにせず
育てあげてください。
自分のコンプレックスと
真正面から
向き合い
懐にいれてしまうことです。
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