宝物! |
私のたからものです。
吾妻ひでおさんのマンガのナカで、
アル中で強制入院させられた病院でのことが
描かれていて、
読みながらちょっと怖くなった記憶がある。
今日もまたビリージョエルを
ボリュームいっぱいにして
グォングォン飛ばして帰ったけど・・・
彼もまたちょっとスコシ前まで
同じように入院していたんだねえー!
おかげで、若い頃の高声はでなくなったらしく、
キーをだいぶん下げて歌っている。
でも彼の弾くピアノはその分ドスがきいて、
いっそう叙情的に聞えて、
思わず涙が出てしまいました。
吾妻ひでおさんもスゴイけど、
ビリーもスゴイ!
きっとそばにいる人は
タイヘンダと思うけど、
この人たちを見ていると
何があっても
生き抜いている・・・というか
痛々しいんだけど、
そのがんばりに共感する自分がいます。
ビリーも吾妻さんも、
どこかあしもとがおぼつかなく、
意志もふにゃふにゃで、
訳がわからない淵のへりを
カスカス落ちずに
生き延びている・・・コトが
とてもわたしにはステキに見える。
吾妻さんは、
狭山近辺でホームレスをしていたらしいから
もしかしたら、
どこかであったかもしれないが
きっと気づくことができなかったと思います。
どうしようもない自分の弱さを、
捨てることもできず、
さらけ出して、
でも
どうにかこうにか生き延びていく道が
尊い珠玉が黒光りするような世界を生み出していて、
本当にステキです。
冒頭の写真はビリー2006年2月
ニューヨーク、マジソンスクエアでの公演の
CDアルバムのジャケット写真です。
いつもバッグの中に持ち歩いています。
自分がフラフラとよろけながら生きているときも
いつも一緒・・。
亡くなったレイ・チャールスも、
この前コンサートに行った
スティビーワンダーも
みんな自分の一本道を
それもみんなどこかがかけたり、
壊れたりしている
自分の道をフラフラと・・歩きとおして・・・。
ステービーなんか空を見たことがないのに
空を歌って・・・ほんとにスゴイ
そして、強い!
がんばろう!
ほんとにありがとう
いつもみんなと
いつしょです。
今就職活動で、どうにも自分の未来が見えなくて少し苦しんでいたのですが、このエントリを見て、まだやっていこうと思いました。ありがとうございました!