買うということの整合性・・・? |
考えているうちに思いついたことを書きます。が
マーケティングなど全くのど素人なので、
私のたわごとですが
とにかく書いてみよう・・・・!
買うという事がなぜロジックかというと
人は漠然とモノを買っているのではない・・・と
いうことです。
ものはひとの心を投影したものですから
必ず買う人の中には
自分が買おうとしているものに対する
先入イメージがあるはずなんです。
その先入イメージにはイロイロな物語が
入っているはずで・・・。
その先入イメージと
自分の自我が刺激されて
モノに対するその人間の心理投影が始まり
買うか、買わないかの選択がはじまる。
そのときその人間の
自我が仮想する自己イメージ(自己認識)に
そのものがどうクロスするかによって
獲得する必然が図られます。
このとき大切な事は
人間は自分が理解できないもの、
自分の文化圏にはないものには
ほとんどてを出さない・・。
当たり前の事ですが・・・。
逆に自我が過去において何らかの価値を
認めたものに対しては
容易に手を出してしまいます。
過去における憧れや
自己幻想に拍車をかけるもの、事。
そうしたものを人間は
買おうとする・・・。
一番いい例がブランド物です。
これはブランドの
モノの機能が優れている・・から買うのではなく、
(中にはそんなひともいるでしょうが)
自分が仮想する自分自身を現実化するために
ブランドを買い
自分を表現しようとします。
そこにはチョッと前の
過去の自分の姿から未来の(チョッとだけ進んだ未来)への
自己転身が想像されて・・買うということにつながっていきます。
今モノが売れないのは
極端にいうと
先が見えないからじゃーないでしょうか・・・?
未来へ向けて
過去の自分を書き換えるための
モデルイメージが得られない・・!
人間は可能性や夢や未来が開けてくると
パワーがでて元気がでて
カラダが活性化し
そしてどんどん自分を投影した世界を
獲得しようとします。
つまり意欲です。
守りから攻撃へと
そして自己装備や自己設備に
お金を投資していきます。
仮想の自己像が増幅するのです。
全ての基点は
自己像から出発します。
つまり
自分の脳の中にないものを、
人間は理解できない。
この大原則は
買うという行為が
脳の中にすでにその行為に対する何らかの
先入データーがあるという事です。
だから売る側・・・は
いかにその過去(時間的にはちょっと前の時代くらい)において
売る商品が買い手(消費者)にとって
どういう位置にあったかを
検証しておく必要があります。
そのとき買い手にとって、
買い手の自己イメージのダウンになるものは
売れません。
それがいくら安くても。
買い手にとって憧れや
或いは自分が上昇、進化できる価値を持っている。
買い手がそこに自己を仮想投入でき、
可能性を手に入れる事が
できるもの。
意識の上昇や
進化を刺激するものを
売らないと・・・ね
売れないでしょう・・。。
食べ物を買うにしろ
衣類を買うにしろ
何かを買う瞬間には
今までの自分の中のデーターの
洗い直しを瞬時にしているはずです人間は・・。
物を売る人は
その事をよーく頭に叩き込んで
ものの背後にある歴史を売る。
買い手のチョッと前の欲求(こころ)を刺激するとか
或いは
チョッと前の時代に相手の心理を引き込んで
モデルイメージを刺激するとか・・の
戦術を持っていないと・・ね。
お金とは
そういう自分の意識を買うツールではないでしょうか・・?
それと同じ地平に生きる者として、
売るほうは
時代を共生しているという
大きな連帯意識を持っていないと、
だめなように思います。
つまり
生きているという大変さや苦しさを
分かちあう・・というやさしさ・・を
もっていないと
人はものを買ってくれない・・と
いう事でしょうかねえー・・・!
なぜこんな事を書いたかというと
ひとつは自分自身の問題として
ギャラリーとして
ナニを売るか・・という検証があります。
そしてもうひとつ
格差社会を書いたときに
格差という
市場原理のもたらすものが
自然災害のように
人間社会を襲うような感じがしますが、
多くの人が
格差されるもの・・という被害者的位置に
自己設定する現象に対して、
以下は私独自の考え方ですが、
そうではなく、
格差とは
人間の生き方が
もっと覚醒しなくてはナラナイ事を
要求してくる社会だと
私は思っています。
モノというものを媒介にした
その背後にある人間の社会の
意識を写し出すものにたいしての
覚醒です。
自分の生き方を検証する
”時”です。
なんだか
取り留めなくなってしまいました。
書いている私の
私のおもいこみかもしれないなあー・・と。
まだまだ
知らない事が山ほどありますから・・
未熟です。
ヤレやれ・・・!
、そして流通業など中間で働く人間が多いため新興国と争った所で、もともとのコストが高い訳ですから出来るはずが無いと思います。通貨切り上げか、日本が嘗て通った道であるプラザ合意のような先進諸国の国際的な取り決めがないと、資本主義の原理上、先進国は波に飲まれていくだけのように思います。USAなどは日本に規制緩和を求めながら自国はダンピングで市場には中々入れませんから。正直、国も何を見て国家運営をしているのかが分からない所が腹立たしいです。