八月の鯨・・ありのままに流れて・・! |
「八月の鯨」という
映画のビデオを見ました。
登場人物は5人だけ、
主役は
老女が二人。
一人は眼が見えなくなって
気難しい
姉のリビー、
モウ一人は
リビーの世話をするセーラという妹の
二人の姉妹が
岬の古い別荘に住んでいます。
物語は
その
ある一日の話です。
私は今まで間違えていて、
姉のリビー役がリリアン・ギッシュで
妹のセーラ役がベティーデビウスだと思っていたのが
逆でした。
あまりにベティーデイビスが
痩せこけていて
往年のポチャッとした顔とは
程遠くなっているベティが
わかりませんでした。
それにしても
妹役のリリアン・ギッシュの表情の
美しいこと。
是非お見せしようと
携帯で撮ったのですが
旨く行きませんでした。
老いるということが
人生を経ていくうちに
自我が打たれ、なめされ、
ひろがっえて薄くなってやがて
いろんなことを
ありのままに
流れる川の如く
受け入れていくんだということ、
そういう風に生きてきた
表情の中に
抵抗と言うことが削げ落ちた
優しく素直な
少女のような
無垢の美しさをかんじました。
その表情に見とれて
しばらく
心が停止状態でした。
こんな風になれるかしら・・・?
死んだらこのビデオと一緒に
葬ってもらいたいと
思いました。

