女を磨く・・・・? |
ベネチアの路地でみつけた洗濯物・・・。
楽しいネ・・・!
イタリアは今回で4回目ですが
行くたびに思うのは
ヨーロッパのオバチャンは
女を磨いてるなー・・・という感じです。
それに爺ちゃん達がみなおしゃれで、
ダンディー・・!
イタリアと限定せずヨーロッパとしたのは、
全世界から観光客が来るから
イタリア人かほかの国の人か
わたしには
区別がつかないからです。
西洋はさすが洋服の国の
歴史が違いますねえー!
なんたって
オラたちは100年前まで
ちょんまげに着物でしたからねえー!!
特にオバちゃんが、
オジちゃん化していない・・のがいいです。
ちゃんと成熟したおしゃれをしています。
日本だとどうしても”若い”と言うことに
媚があり、
若者マネをしたいい大人が
たくさんいますが、
イタリアだとちゃんと年齢相応の
格好をしてそれでいてステキだから
うらやましいー!
オバアちゃんが赤いステキな服に
白黒ボーダーのスカーフで頭が金髪
きちんとマニキュアして
ゆっくり自信に満ちて歩いてたり・・。
水色のカーディガンの襟に
ちょっとクリーム色のスカーフで
アクセントをつけたり
行き交うこれらの
オバちゃん、おばあちゃんを見ながら
つくづくわたしも帰ったら、
”女を磨こう・・・”と
いつも思います。
色の使い方が上手で
やっぱり○千年の洋服の伝統には
かないません。
日本に帰ってきて目に付いたのは
人々の洋服がくすんでいる。
圧倒的に多いのが黒や茶で、
イタリアでも黒はけっこう多いかったですが
それでも襟元に工夫したり、
黒に黒のボーダーで変化をつけたり
これが
”わたしのファッションよ・・という
美しさがありました。
肌の色の違いはありますが
どうもそれだけではないらしく、
そのことは料理の場合にも感じました。
ドン・・と自分を押し出してくる迫力・・とでも
いいましょうか、
迷いがなく
逡巡しない・・・強さ・・でしょうか・・?
見習いたいものです。
イタリアで食べた料理が
あんなにオイルやチーズたっぷりなのに
意外とあっさりしているのは
おそらく料理もあれこれいじくらず、
迷わず料理しているからかとも
思いました。
明らかに日本で食べるイタメシより
軽い感じです。
イタリアに行くといつも寄る
日本人シェフのイタリア料理は
おいしいのですが
どうも造りすぎていて
どこかやはり日本の会席料理的匂いがします。
悩める国日本と
アッケラカンのイタリアの
違いかもしれません・・・。
私たちをサポートしてくれた日本人は
皆、ストレスを抱えてどこか疲れていて、
それに不安なことをいっぱい話して
とても否定てきでしたが、
同じスタッフでも
イタリア人は
陽気で楽しかったです。
日本人は
異国で苦労しているのかも知れませんが・・・。
まあせっかくですから
わたしもイタリア式に
オツムはカラッポにして
是非おしゃれして
恥ずかしながらこの歳で
自分の”女”を磨くことに
します。
宣言じゃ・・・。