こんなことがまかり通るなんて//. |
4年半前にも行った陶器やさんです。
あの時と変わらず
おばあちゃんが絵付けをして
おじいちゃんが店番をしています。
おばあちゃんの陶器は
街で売っているものより
俗っぽくなく
ちゃんと食べるための
お皿やうつわで
控えめな絵ですが
とてもいいと思います。
このごろの世は
こういうことがまかり通るようでは・・・、
いけませんねえー・・・!
たとえば
スキャンダルを起した俳優がいて
その内容が醜悪でも、
それが話題になって興業が成功したから
結果はよかった・・・という風な
論理です。
なにかすべて、
最後に儲かったら・・・ヨシという風潮が
ありませんか・・・?
醜悪なことをしたら
そのことはそれで
人間として
きちんと解決しないと
いけないことです。
世の中いつから
金儲けが
第一優先するように
なってしまったのかねえー!
もちろんお金を儲けることも
大切ですよ、でもねー・・。
今はもう亡くなられた
河合隼雄さんが
ズーと以前の新聞で
援助交際について
女子高校生たちに
どんなことにせよ
最後に深く傷つくのは自分だから
おやめなさい
傷はその人が大人になったときにも
大きな影響を与える・・・。
という内容の文を
書いておられたと思います。
人間は”結果”では
ありません。
プロセスです。
前にも書きましたが
”脳”は偶有性に出会いながら
変化していきますから
人間は日々少しずつ変わっていくので
結果なんていうのもまた、
その変化のプロセスの通過点に
過ぎません。
それより
そういう人間のどろどろの中で
心が傷ついていくほうが
遥かに重大です。
事と次第によってはその傷ゆえに
その人間を方向づけてしまう可能性が
あるからです。
最近の風潮
なにか人間を
甘く見ていませんかねえー?
人間は自分のイメージがあり
それがその人間の
生きる誇りにもなっています。
そのイメージが逆に
その人間を縛りこむこともあり、
これもまた
いいこと半分
悪いことはんぶんなのですが・・。
でも自己イメージが傷つくと
なかなか大変です。
極端に言うと
自己イメージが傷つけられたことにより
怒り狂ったり
復讐心が起きて来たり
また逆に
自己喪失に陥ったりします。
自分を傷つけるようなことは
してはいけない・・・。
最後に儲かればいいなんて
そんな生易しいことではないです、
ひとのこころっていうもんは・・・。
にんげんそれだけで
すむはずがナイ!
自分が滅びにいたらないように
自分をコントロールしないと・・。
たとえ
じぶんが深く傷ついても
じぶんをいたわり、
立て直し
また前を向いて
歩き始められるように
事を解決していかなくては
なりません。
ダメなことは
ダメ・・。
もう一度しつこく
生きることは
そんな甘いモンや
オマヘン・・。