売ると買う・・・! |
ベネチアの夕暮れです。
時々もうあたりまえのこととしてあることに対して
ふっと疑問が湧くことがある。
今日も山梨の観光地を歩きながら
ふっと
”物を売る"ってどういうことだろう・・と
疑問が湧いてきた。
そのとき同時に私が感じていたことは
”売る”ということのしんどさと
その観光地で売られているものが
以前に比べて
安価で貧相なものに思えて、
そこからみえてきたのは
物が”売れていない”らしい現実でした。
売れないものを
売るために
どんどん
チープなものを売るほうに
いかざるを得ない現実・・・。
物を売って利益を得て暮らしを立てる・・ということに
何かモウ、無理があるようにも
思えたのかもしれない・・。
売ると買うという関係に対して
ふっと湧いたのが
冒頭の疑問です。
自分の暮らしに必要なものを
”売りー買う”
という単純な関係から
現代は
遠く道を踏み外して”売る”と”買う”が
来てしまッた様な・・・・。
なんだかヘンな気が
したのです。
買わなくていいものを
買って
売らなくていいものを
売っているような・・・・?
無理が生じているのに
そこで足踏み状態で
すさんでいる・・ような・・・?
なんとなくそこに
人間のかげりを見たような・・・?
人がものを買うって
いったいなんでしょうかねえ・・?
売ると買うの関係から
なにか見えているらしいのですが、
まだ
私の頭に
クリアーに
登ってきません。
モウ冷たい風が吹き出している
その観光地をあるきながら
ぼんやりと
考えたことです。・・・!
デフレが今となっては取り返しの付かない経済背景になってきたように感じます。ようするに消費者も売る側も考えなければならないと
言う事だと感じます。勿論需給のバランスもある訳ですが、正直日本は
何かを無くして行ってしまってる様に思います。信念、理念、和、ETC
この十数年余りに、金・金・金に成り過ぎたように思いますね。
市場経済・競争原理の行く先が見えてきたのに、馬鹿な官僚閣僚、
売国メディアのおかげで、そろそろ日本は崩壊しそうにも感じます。
平成になってろくな事が無いですね。本当に日本は馬鹿な国だと思います。
消費という時代が終わり、これからはヨリ取捨選択され必需品によるテクノロジーの先鋭化と更なる脳情報とイメージ化のための製品が需要化される時代が繰るのでは・・と思っています。まあそれも素人の考えですが・・・?
日本国内には本質を見る目が無い様に思います。
そういった点では、ヨーロッパの歴史文化を取り入れて行った方が
いい様に思いますけど。アメリカよりは経済破綻に間違い無く近づいていく事のように思われます。あ、↑のイタリアの記事も拝見いたしました。
写真がプロのように取れていて綺麗ですね。僕もイタリアが好きで
良く出かけていました。が、イタリヤも日本と同じような経済状態と
海外からの安物流入にはじめ、ユーロ高でかなり生活がきつくなって来ているようです。
なにか小手先やうわっつらのとこで様々な事を処理しているようにも思います。どんどん流されて骨がないというか、核がないというか、やっぱり自信がないのでしょうか・・。困ったモンです。このゆきづまった物質文化をどうすればいいか、どうすればいいでしょうかねえ・・?