闇の中に光がある・・。 |
ほとんどの人は
自分が嫌悪している自分や
他人には気取られたくない
自分の闇の部分などを
否定しているとおもうけど、
実はそれがその人のその人たる
素晴らしい個性であることをしらない・・。
例えば絵画などで
作家に対して
自分の一番醜いところを
さらけ出してください・・と助言しますが
なかなか
それができない・・。
逆に素晴らしい作品ほど
その闇の部分も光の部分も
惜しげなく展開されて
作家がいかにその作品の中で
没頭しきったかが
わかる。
世の中の人は
たいがい自分を受け入れてもらえるように
自分を世間の採寸にあわせて
それをよしとするが
世間の採寸なんて
陽炎のゴトキ実体のないもので
人間同士の支配欲や
自己規制などで思い込んでいるだけだから
作品のレベルがそこにあるものは
空疎でつまらない。
しかしその
つまらない・・ということことを
理解するには、
世間の採寸とは逆の
・・つまり
世間からは受け入れてもらえない
自分の本性というか
仮面の下の自分をみつめていないと
見えてこない・・。
つまりどこまで自分を、
人間を、
掘り下げられているかが
問われる・・・。
芸術家だけではなく
人間として凄いなーと思われるひとは
自分という人間を
こういう風に立体的に捉えられるひとである。
中でも自分の闇を逆手にとって
そこに光を当てて成功していくのは
自分の闇こそ
この世にたった一つしかない
自分の証であり
また他の誰も持つことができない
唯一の独創性だからです。
あのゴッホやピカソのようにね。
モット凄いう人になると
自分の全存在の肯定をする。
図太く
ナニがあろうと
自分を信じて打ち出していく。
それより凄い人は
そんなことなど考えもせず
自分を全開して
存在そのものが
輝いていくけど・・・でも
めったにいません。
凄くなくともね
自分を一番苦しませていることが
実は
そのことを受け入れたとたん
”宝物”や”武器”として
輝きだすのだ・・ということを
口を酸っぱくして
お伝えします。
私の遺言です。