61歳の解放! |
なかなか気分張りが出てこないので
ちょと自分を解体してみた。
以前成功禁止令のことを書いたが、
多くの人間がその幼児期に禁止令をかけられる。
それは親の無意識から子の無意識へと
潜在的にバトンされ
ほとんどの人はそういう禁止令が自分にかかっているなど
気づきもしない。
いわゆる積み木崩しのようなもので
成功しそうになると自分からそれに
ブレーキをかけるような選択をしてしまう。
私自身は意識的にそのブレーキをはずしてきたが
まだもうひとつ大きなブレーキがある。
自分の心理を図解しながらといてゆくと
やはり大きなブレーキ=支配欲にからむ感情がでてきた。
私の中に感情のしこりとしての支配欲があり
その根源には私に対する父親の嫉妬と
母親の嫉妬が出てきた。
父親の嫉妬とは
父親が無意識のうちに私にたいして
自分の支配からはみ出さないように
私が彼を超えることを許さない・・という嫉妬である。
母親の嫉妬とは
私が母親以上に女の子として
父親や異性に愛される事の対する嫉妬で
私が異性に受け入れられているときに放たれる
母親の嫉妬である。
この嫉妬の上に構築される支配欲。
つまり他者の成功に嫉妬するという支配欲が出てくる限り
いつもそこで相手との格闘がおこり
わたしは成功しそこなう。
自分が成功することは
相手が成功することであり、
支配欲に囚われているかぎり
成功はない。
相手は自分の投影ですから
相手が成功することは
自分が成功することに
OKが出ることになります。
特に私は音楽家をめざすように育てられながら
コンクールなどでいい成績をとると
父親から荒さがしをされ叱責されるという
ダブルバインドがかかっており
本当に苦しい子供時代でした。
つまり非凡な芸術家なれと育てられながら
芸術家として成功してはいけない・・という
ねじれた欲求を両親からかけられていたわけです。
すごいでしょ。
でも皆さんも多分同様の何かを
かけられているとおもいますよ。
さて
もうこの支配欲という感情から解放されないと・・と
自分の分析した図解をみながら
ため息をつきました。
解決するには
退行催眠をかけて
自分の心理に張り付いている
両親の嫉妬を退治します。
そして
他者にも
自分にも愛情をかける。
他者の成功を無心に喜ぶなど
呼吸法をつかいながら
自分の感情を意識的に変えていきます。
退行催眠が出来ないときは
目をつぶり深い集中の中で
自己暗示をしていきます。
・支配欲よ私の0からだの中から出て行け・・と
世界と言うのは
本当にフラットで
そういうでこぼこの地ならしが
出来てくると、
私達は自分の欲からも解放されていきます。
さあ
私の支配欲よ出て行け!
みんなのくびきをはずし
自分のくびきをはずし
のびのびと手足をのばして
自由に生きよう!
61歳の解放です。