女のサーカス ご挨拶 |
人生の機微は、はらはらしたり、どきどきしたり、わくわくしたり、冷や汗をかいたり、そして、うら悲しく、寂しくて、まるでサーカスのよう。退屈なんかしてられない!
女の人生はフェスティバルでもなくて、カーニバルでもなくて、やっぱりサーカス。それはサーカスには生きることの暗さが張り付いているから。ピエロ、猛獣使い、曲芸師に空中ブランコ・・役者がそろわないとサーカスははじまらない。
今回の展示を「女のサーカス」と名づけました。それぞれの女性たちの作品は、まるでサーカスのように悲哀と喜びと奇異にみちそれぞれの世界を物語ります。舞台は東高円寺のギャラリー『Para・Globe』、女性だけで完結したこの晴れ舞台。さあ、役者がそろったところで、どうぞこのスリリングなアート空間をご堪能ください。
ギャラリー伝心柱 プロデューサー田下啓子