2008年 11月 01日
ニヒル牛の作家たち! |

山中奈緒子ダンボールアート


くす美 花

くす美 オルゴール

中島智美 ジオラマ

私の愛する作家たちのなかに
ニヒル牛の作家たちがいます。
その作品は私達の生活のすぐそばで
ささやかに奥ゆかしく咲く野の花のような
香りがあります。
手にとっていとおしく
また心がさざめくかすかな色香や
優しさが
アカデミズムとは無縁のアートが咲いています。
山中奈緒子さんのダンボールアート
遠い記憶がゆすぶられて
胸がスコシ熱くなります。
くすみさんの花は
喋々に電池が仕掛けられていて
喋々を花に差し込むと
赤や緑やピンクに花の色が染まります。
そして電車のオルゴールは
はしりながらかすかに灯りがともり
メランコリーなオルゴールが鳴るんです。
細かく造りこまれた中島さんのジオラマは
私たちが置いてきた風景がありそこには
人がいません。
ニヒル牛の作家たちの世界は
それぞれの作家の
自分の中でどうしても失いたくない世界が
大切に大切に封じ守られていて
かろうじて風化せずに自分の痕跡をとどめようとする
小さなちいさなこころがあります。
人間にはそこに
他者が踏み入ることのできない
それぞれ大切にしたいものがあり
ニヒル牛の作家たちのアートは
息を潜めながらも
自分の手のひらでつつつみこんで
大切たいせつに守っているそれぞれの自分の世界だと
私は思います。
そっと
大切にネ。
「女のサーカス展」
明日で終了です。
by denshinbashira
| 2008-11-01 21:05
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