風のように・・・! |
おばあちゃんが行きました。
誰にも見取られることなく
たった一人で
風のように・・・・!
戦前、戦中、戦後と
大変な人生でした。
父が結核で療養所に行く中
ひとりで私と弟を養い育てました。
月に一度父のいる療養所に面会に行きました。
当時、結核は恐ろしい伝染病で
患者は空気の良い郊外の療養所に隔離されて
治療を受けていました。
あの
トトロの世界のようにです。
家族の為の宿泊用の家に泊まり
次の日帰る時に
駅まで見送りにきた父が
私にくれたのが
「フランダースの犬」という
本でした。
その本と都コンブを持って
父に見送られながら
列車に乗りました。
弟と
母と私と三人の心細い旅でした。
思い出します。

