自分のかたわれを捨てる。 |
どうも自分の中には、
はっきりと際立った二人の人格があるらしい。
ひとりは聡明で常に全体をみまわしながら
状況を判断し自分の立ち位置をきめている。
しかしそれは自分の利害を計算しているのではなく、
自分が滅びないように
客観性をふところに入れながら判断している。
賢い!
もうひとりは非常に感情的で
自尊心(自我意識)が高く、
他人から指示、命令の類は絶対受け付けず、
また自分の利害にも敏感に反応する。
そして攻撃的であり、否定的である。
でも正直かもしれません。
今までは後者の自尊心の高い自分に
さんざん振り回されてきたが
結局、
究極の判断をして人生の道を選んでいるのは
前者のわたしである。
最近もういい加減
後者の私はいらない・・と思い始めている。
もうかったるい!
いい加減自分と相撲をとるのを
やめようと思う。
しかし
なにかの拍子に後者のわたしに体を乗っ取られたら
なかなか自分の包容力が生まれない。
そうは言っても
なかなか自分の心が治まらない。
おそらく後者の自分=インナーチャイルドが
わたしの本性で、
前者の私はその手綱を取って人生を乗り切ってきたのだと
思う。
でももういらないなー!
インナーチャイルドを消したいなあー。
カウンセラーを目指していた頃から
バカの一つ覚えみたいに
自分の心を開く・・という努力をしてきたが
最近は
まあそれもやめて
人とはきちんと距離をとって
かかわりも、なるべく表面的でいいかなーとも
思い始めている。
そのわけは、
つくづくと人間同士が分かり合える、
理解しあえる・・というのは幻想だなあと
思うからです。
たぶん、おそらく
わかりあえないよ!
それでも
一緒に生きていくしかないから、
わかりあえない・・ということを
承知の上で
他人とかかわる。
相手も一人ぼっちを生きてるのだなーと
共感しながら
自分の一人ぼっちを引き受けて
少しでも共感や接点があればいいかなーと
そのくらいでつきあう。
こうして自分も相手も
突き放してみると
みんながそれぞれの道を孤高に歩いていることが
よくわかる。
だから
後者のように自分の駄々をこねるのは
とても人間として幼稚のように思える。
クダラねエーなあーと。
いらないねえー。
他者を攻撃しても
否定しても
他人より上位にいても
瞬間てきに胸がすっとしても
なーんもはじまらないことが
よくわかりました。
だからといって
善良な良い人間になろうとも
思いませんよ。
いいんです、
なにか
こう
ちいさなことや
うさんくさいことや
そうだからって、どうでもいいことなんかを
うっぱらっちまいたいんですね。
そして
もっとこう
こころが
スカスカで
いられたらなあーと
この歳になっても
まだ思うんです。
まあー
生きることは
たいへんです。

