考えないと・・・。 |
”U字工事”の漫才を見てきました。
もしかしたら、と懸念して
1時間も前に会場に行きましたら
野外ステージの前のほうの席は
もう物がおかれておりました。
でも前から三列目にちょうど二席空いており
そこに陣取って、久しぶりに
アメリカンドッグにポテト
それに野菜が少しで、
肉はまったく入っていないヤキソバを
食べて時間を潰しました。
ヤキソバはけっこう美味しくて
こういうジャンクな食べ物は
めったに口にしないので
それなりにたのしかったです。
でも一時間は寒かったですけど
U字工事は30分たっぷり漫才をやってくれました。
彼らは稽古を積んだ
いわゆる職人的な漫才で、
滑舌もよく、テンポもよく
なかなかの芸です。
それに衣装が青いスーツで
ボケの彼はこの寒い中Yシャツにズボンに
白いエナメルの靴。
しかもベルトが白という
いわゆる田舎者のスタイルで
徹しており
なかなかやりますねえー。
でもあの白いエナメルの靴が
2万円もしたとは・・、知りませんでした(笑い)
斬新さや独創性はかけていますが
しかし地方の舞台ではきっと人気者になるでしょう。
特に北関東では・・。
なんかとても人間味を感じます。
さて
昨日はとても悲観的なことを書きましたが
今朝サンデープロジェ口クトをみてましたら
いよいよ政治の世界でもやっと危機意識が出てきたようで
若い政治家達が動き出しそうです。
でも
遅いヨネエー・・・。
最後に
伊藤忠商事の会長
丹羽宇一郎さんが出てきて
人間のたくさんいるところには
経済性が高まるから
これからはアジアで
印度、中国、ベトナムなどが市場となるだろうから
この不景気もそんな深刻に考えないでいい・・というような
事を言ってました。
それはそうかもしれませんねえーー。
でもわたしが言いたいのは
そういう市場を今までのような
西洋、アメリカ型の意識を持ったままで
市場化していくのではなく、
それぞれ国の多様な歴史と文化を範疇に入れた
交易でを考えないと
同じ事の繰り返しに成るでしょう。
ほんとうに素人考えですみませんが、
やはり私はいま、
文化と文明をもう一度検証した上での経済活動が
必要な気がします。
外国の市場を
自分達の植民地的な支配市場にスルのではなく
その国がどう生き延びようとしているのか、
どうしたらその国のアイデンティティーまで
侵食せず、
また日本もその国も同時に幸福になれるか・・を
かんがえないと・・・。
お互いに収奪しあうような
これまでの経済のありかたではなく、
モット自立と共存を考えたあり方が
必要だと思うのです。
この世が、アリトアラユル相違を持つ人間で
成り立っているように、
さまざまな理念、意識、宗教などの前提を
保障するような関係。
そうでないと、世界は扮装にまみれて
消滅してしまうでしょう。
そのためには
どうしたらいいのでしょうか・・・?
考えないと、
考えないといけません。
考えましょう。