みにくいアヒルの子 |
みにくいアヒルの子より、めんどりと猫(小峰書店発行、アンデルセンの13の童話より)
この挿絵もとてもステキで、気にいっいてます。特に猫の表情が優れているように思います。
そして
一番醜かった子が最後にはばたいた物語!
祝オバマ・・・・です。
今日はオバマ大統領の就任のセレモニーを
テレビで放映していました。
正直に言って
私は彼がこの先直面するであろう
厳しい現実のほうが強くイメージされて
なんだかものすごく
気の毒な気がします。
あの細い身体で
アメリカ人の期待を背負い
西欧、中東、ロシア、アジアの確執を
どのようにカジ取りしていくのか、
そして、やがて、
期待の嵐の反動が
いずれ来ます。
そのときに耐えていけるだろうか・・・。
少しでも白人とアフリカ系アメリカ人の
さじかげんをあやまると、
どちらからも反撃が来るでしょう。
特に白人の中にある潜在的な優越感が
傷つけられたとき・・、
心配します。
でもね、
それでも私は
アフリカ人
アフリカ系の人が
世界の頂点に立つことができたことを
喜びます。
西欧白人国によって
支部五列に分割されたアフリカ大陸は
今だにその傷跡からぬけだせず
紛争に苦しんでいます。
でもこれもわたしの勝手な妄想ですが
傷ついたアフリカ人は
支配する白人よりも
よほどまっとうな気がします。
奴隷化され収奪を受けてきた、
苦しみや悲しみを知っている人間の
まっとうさを
アフリカ系オバマに信じたいです。
オバマさん、
いつも清く正しくなんて、
なくていいです。
権謀術策と策略の渦まく世界の中で
二枚舌でも、三枚舌でも、時には
計略、策略アッカンベエーでいいです。
とにかく
やり抜いてください。
賢明に立ち回ってください。
そして
満身創痍になっても決してあきらめず
失敗してもたじろがず、
大統領を完遂されることを祈っています。