えたいこっちゃ、えらいこっちゃ！

今日は新宿の吉本ルミネに行きます。
”カフス”さんや”ブラックマヨネーズ”を見る予定です。
それとワンコインで
”もうすぐ中学生”や”鉄拳”も見る予定です。

こういうさまざまな人の世界を見せてもらえるのが
本当に面白い！

特に”鉄拳”や”もうすぐ中学生”を見ていると
この人たちは決して器用には生きておらず
そのモタモタしたところが
とてもいいですねえ。

こんなにお笑いが盛り上がるのは
きっと多くの若者がこの
モタモタする要領の悪さや
へたれて気後れして生きていることに対する
共感がいっぱいあるのだと
思います。

今の時代胸を張ってまっすぐに･･ということが
いかに単純で陳腐かということ事を
若者が知っているから、逆に
春日見たいなキャラが成立するんだな、きっと・・。


もともとお笑いをはじめ
民衆の芸能というのは
周辺から世の中を見ている民衆が
中心で権力にしがみついている人間をネタにして
からかったり、貶めたりして
自分たちの憂さをはらすところから
生まれてきていますから、
いかに今の世の中心が
無能無策であるかの象徴的現象だと
思います。。


胸を張って受験戦争を生き抜いて
高級官僚の世界に一歩足を入れたら
そこは魑魅魍魎としたお化けがいっぱいいて、
知らない間に自分もユウレイのようになっていた・・という
感じですかね。

あの小泉チルドレンの片山さつきさんなんかを見ると
つくづくそう思います。
きっと他にもうじゃうじゃいるでしょう、
成仏できない人たちがね。

逆に世の中はそれほど単純じゃないからね、
いかに日本の教育がノウテンキかだよね。

そもそも明治に開国した時でさえ
開国してどういう国を作るかなんてさえ
考えてなかったんだから・・・。
とりあえず開国しちゃった･･て
言うんでしょ！

もうこの国はグランドデザインも何なく
本当にゆきあたりばっりで生きてた国だから、
ここへ来てこんな風に世界が破綻してきても
国をどうしていいのか解からない･･というのは
当然の帰結です・・。

きっとブッシュに尻尾を振った小泉の国を
オバマは相手にしないでしょうし
中国やロシアは耽々と東アジアの覇権をねらっって
アメリカを封じ日本を無視してくるでしょうから
どうするよ・・・？
でもロシアも中国も歴史的に見ると
アヘン戦争・クリミア戦争で
かなりドジをこいてるいる国だから
なんだか巻き込まれたくないです。

まあ話がかなり横道にそれましたが、



そう考えると
いわゆるメジャー道から
こぼれ落ちた人たちのほうが
きちんと現実を見ていると思いますよ。


中心からズーッと離れているから
全体が見える。


だからそういうときに民衆が
えらいこつちゃと踊りを踊るように
今はお笑いかも・・・・！
その民衆のなかにまぎれて
じっくり事の成り行きを見ていくことかも
しれませんねえ。