人間の絆・・・。 |
殺害した女性の裁判の事をやっていた。
深い事情があるのだろうが、
被告である妻は
最後には夫と同じ空気を吸うのさえ
嫌になった・・と言っていた。
そのテレビを見ながら
このことは是非書いておかなければと
朝からずっと考えていました。
なにかの縁があって、男女が結婚したのでしょうが、
結婚した瞬間から実はとても大変な人生の道のりが
始まります。
結婚した瞬間から私たちは大げさに言うと
思い荷物、十字架を背負うことになります。
そこには日々の生活がリアルに横たわっており
生活の中では、二人の相違が
どんどんたち現れてくるでしょう。
人間は誰一人として類似する人はいません。
脳からいっても、
すべてがまったく違う脳でありますから
なんだか似ているような錯覚があるだけで、
それは一緒に暮らせば暮らすほど
小さな、些細なことから大きなことまで
一時が万事スレ違うのです。
結婚とは
そういう二人の相違や差異を埋めていく日々だと
おもいます。
こんなハズではなかったとか
どうしてこういうことを相手はするのだろう・・などと
自分の想定外のことばかりがおきてきます。
でもねえ
それがとても健全な人間関係の姿です。
その上子供ができると、当然その責任が
重くのしかかってきます。
自分たちの自由がなくなります。
二人が結婚した最初の0地点から
肩にどんどん重荷がのしかかってきて
悪くすると
真綿で首を絞められるような
日々に苦しみます。
しかしそれが結婚というとても大切な
人間の条理なのです。
そういう重さや苦しさのなの中で頑張っているから
すてきなんです。
愛人なんて
そういうドロドロとして行き場のないような日常を
背負っていない、半人前の人間の
やることです。
不倫というのも同じです。
自分以外の人間の苦悩を想像することができない
頭の悪い人間のすることで、
先達もキャスターとか言う女性が
二度も不倫をして話題になっていましたが、
かしこい女性ならまず
そういうことなんかしないでしょう。
人間のひとつの不幸は、
発情期を喪失したことだとも
いわれています。
他の動物みたいに一定の時期だけ発情する・・というのではなく、
不断に発情してしまうから
そこにまた問題が発生してしまいます。
特に男性は苦の毒です。
厳しい自己管理が
必要でしょう。
昨今はそういう男性の不条理を解しない
バカな女が氾濫していますねえ、
でもそういう事も含めて
人が結婚するのです。
そしてその二人が長い時間をかけて
自分たちの絆を積み上げていくんですね。
いいことばかりじゃない
嫌な事だらけかもしれない
がまんばっかりさせられて
何一つじぶんの願いがかなわない・・かも
しれませんねえ・・。
なるほど、同じ空気を吸いたくないほどの
嫌悪がでてくるかもしれませんね。
でもね
そういう風に辛いことや
抜き差しならないことばかりを
こえて生きている、或いは
生き抜いてきた・・そういうことが
すごいんですね。
かけがえのないことなんですね。
よくスピリチャルかなんかで
あなたは、かけがえにない存在です・・なんて
かるーく言いますが、
そうではありません。
かけがえのない存在に
なって
行くんです、自分が自分の手によって。
夫や妻や子供や兄弟や
それぞれが
悪戦苦闘し、葛藤し
いいことも、いやなことも、
時には呪いたいことも
みーんなふくめて
自分たちが積みあげてきた
自分たちの実態(存在)
それは
紛れもなく
その人の魂の軌跡であり、
その人たちの共有の財産です。
もしかしたら
死ぬ寸前まで苦しいかもしれませねえ。
だから
尊いでしょう・・・人がいきることは。
そのひとしか解かりえない
不条理の世界を
みんな生きてます。
それぞれが
厄介な問題や荷物を背負って・・・。
その辛さは神しか知らないかもしれない、
でもその人は
生きるんだから・・・。
かけがえ(掛け替え)がないでしょう・・。
家族は戦友です。
ナガーイ時間をかけて
エンヤコラ、エンヤコラ言いながら
夫と妻で
そして家族で
積みあげ、築いていくそれはね
ヨーク目を凝らして見てごらななさい、
何事にも代え難い自分の生きてきた軌跡が
見えるでしょう。
自分以外の人間と生きる・・という
重たくて厄介な峠を越えて
歩きぬいて
私たちの人生は終わりです。
終わるころにやっと
”ひと”になるのかもしれません。
途中で放り投げないで
やり抜いてください。
誰と
なにを
築いてゆくのか
すべて
自分の
試行
です。

