ドキュメント「日本の現場」作家の卵の合評会! |
ドキュメント”日本の現場”という番組を見た。
昨夜の現場は、
小説家のタマゴたちが、
自分の作品を持ち寄り
真剣に合評しあう現場で、
容赦のない感想が述べられる。
ものごとをはっきりと伝えられたほうは
傷ついたり、へこんだりするもので、
日本人達はそういう議論を余りしない。
しかし
私は久しぶりにいや、何年かぶりに
爽快でした。
昔はカウンセリングの現場で
お互いが極めて率直に
自分の感じたことや考えたことを
話し、議論しましたから、
そういう本当に真剣に事が語られる現場は
活気があり、
そして産みの苦しみがありますが、
何かが生まれていきます。
確かに私自身がそういう議論のなかで
奈落に突き落とされ、
絶望したともありますが、
そのときに、
指摘されたことを、受け入れようと決心した瞬間が
私の人生の大きな転機と
なりました。
ただ決心するまでに三日間、
憔悴した日が続き
考え続けました。
苦しかったです。
自分のプライドが
めりめりとでてきて、
相手を否定し,受け入れるな、と
さまざまに様々に囁きましたから・・・。
本当はこういう
正直で真剣な議論ができる現場が
一番楽しいです。
有意義ですが、
私達はどうしても
まわりを気遣い
相手を気遣い
周辺ばかりウロウロする会話をしてしまいます。
だからほとんどが表面的で、
空疎で、実りが少ない会話や議論に
なってしまします。
これって本当は
ムダですよね・・・。
久しぶりに聞いた爽快な議論と
忌憚のない言葉
もう一度こういう
人間どうしの係わり合いができる
現場に立ちたいなあーと
思います。