グルモネア! |
やっぱりすごいのは、鳥居みゆき。
全身から発するエネルギーと
またタブーに果敢に挑戦し、
常識を蹴飛ばしていく。
いわゆる境界線を綱渡りする芸で
これには誰も叶わない・・・。
しかしそういう彼女をちゃんと芸として受け入れている、
”うん、なん”もとても良いです。
彼女の中では整合性があるのだろうが、
彼女以外の人間に見えてくるのは
その整合性のトップの断片で、
凡庸な人間のなかには
そのバランスの悪さや唐突さを
受け入れられず、
悪くすると、
排除されることもある。しかし
今の鳥居は水を得た魚のように
とても生き生きとして
全身で生きているように見える。
それとやはりアンガールスの田中は逸品です。
彼がチャイルド性を全開きにして演じるので、
その容姿から動作や言葉ずかいまでが
すべて笑いの対象となっていて、
どういうわけか
楽しい!
練りに練った笑いではなく
彼が思いついた、ひらめいた・・笑いというような
軽やかさがあって
たのしい!
挑戦的で妖艶で
シュールな鳥居と
飄々としながら、
ヨタヨタとバランスを崩しながら
世のなかを遊んで泳いでいる
頭の壊れた学者・・・みたいな!
ワガママお姫様と
壊れ案山子・・みたいな!
サーカスを見ているような
芸術をみているような。
こういう人たちをはじめ
お笑い・・という
”人間”を笑いものする
時代がやってきた!!
昨日の続きジャないけど
興味は物から人間そのものへ
ハードから
ソフトへ
なんだか次の時代が
きてるねー!