第四章 老い・病気・死でおちこまない! |
私達は誰もが、病気にかかり、老いてゆき
やがて死ぬ。
しかし人間はそのイメージで病気や老いを仮想し
死と言うイメージの行き詰まりに怯えてしまう。
そういう不安イメージを商品化した
保険やサプリメントや健康器具などは巷に氾濫して、
コレでもか、これでもか・・と不安を煽って儲けている。
骨折で入院したとき、隣のベッドの患者さんが
コツ密度の検査を受け、その結果について
ドクターと話しているのを聞いて、思わず笑ってしまった。
彼女はぎりぎりのところで骨密度OKだったのだが、
ドクターにどうしたらいいかと質問していた。
ドクターの返事は、
特別にカルシュウムの補助剤をのむことはナイ!
普通に暮らして、
できれば外に出てよく日に当たることです・・という
事でした。
何度も何度もサプリメントを飲まなくて
いいんですか・・・?という老婦人の質問に
”のまなくていいよ”とドクター・・あきれたような声でした。
私は疲れた時に鍼灸に行くのだが
そこの先生ともいつも話すのは
‘老い”を受け入れること、
老いると免疫が落ちるので
ストレスをためないように
なるべく楽天的に好きなように生きる。
楽天的になるためには、
いろんなことを
手放して
なるべく執着をしない。
いたずらに
病気を心配しないこと。
老いたら免疫がおちて病気になるのは
当たりまえ、
癌は誰にでもできるが
特に免疫が落ちた場合は
がん細胞ができやすく、それもあたりまえで
今のように医療が進歩していないむかしは
老衰・・といえばほとんど癌だったこと。
つまり老いることは、
癌になりやすくなるということでも
あるらしいのです。
癌でも直ぐ切るのは日本だけで
外国ではなるべく切らない方法で治療する・・とのこと。
私としては、放射線治療くらいで・・・。
できるだけ検査をせず
まあ癌が見つかったときは
手遅れくらいでいいなあ・・と
思っています。
もう
ほんとうに
人生を楽しみました、
ほとんどやりたいことは
やりましたから・・・。
結論としては
生きることに執着せず、
老いを受け入れ、
病気を受け入れ
死を受け入いれ
まあ自然の流れの中で
のんきに生きること。
取り越し苦労に不安を増幅させない。
毎日をほんとうに楽しく
自分らしく、ワガママに生きて
不安や心配事を
シッ・・と追い払う。
病気になったら、
その日一日をなんとかやり過ごして
先のことは
考えない・・というトレーニングをしておく。
そういう心境に自分がなれるように
毎日
”いかに生きるか”を
考え、
イメージして
生きてます。