8章 お金にしがみつかない・・・! |
ほんとうに大変なことで、
ビジネスでは
努力や忍耐や頭がフルに回転しないと
なかなかお金は手に入りません。
たとえ安定した企業に就職しても、
こんどは、組織の中で自分を生かせないとダメで
コレも安易なことではありません。
組織のなかでどう自分を関係付けて行動するかも
知恵や思慮がないと・・こぼれこちてしまいますから・・。
日本人はほんとうに働き者で
よく頑張っていると思います・・しかし
その頑張りが自分の心の充実や幸福感に
つながっておるかというと
今の日社会の不全感や閉塞感はどうでしょう・・・!
今日のテーマ
お金にしがみつかない・・なんてことは
みーんな分かっていると思いますよ!
でもね
そうは言っても
お金で解決できることもたくさんあります。
どうしてお金で解決できるかというと
コレは私の考えにすぎませんが、
人間はもう人工的な時間と空間でしか
生きれないからだと
思います。
自然に依拠してなんか生きれない。。、
死ぬ・・と言う事だって
自然に死ぬ・・と言うことは
できなくなっているモンね・・。
人間が作り出した人工的な世界では
お金は最も有効な必需品です。
お金と言う交換物の力が
巨大になってしまった社会。
だから経済信仰や拝金主義が蔓延してしまう。
当然ですね・・。
この人間社会をもう一度客観的に
洗いなおしてみないと
出口は見つからない気がします。
もともとお金はただの紙切れで
国家が発行して
物が流通するためのツールです。だから
ほんとうは
このお金が廻らないと
社会の流通も滞ってしまいます。
お金がどこかにたまってしまったら、
残りのお金で物が流通するしかない・・・のに。
人間の心理不安が激しい社会では
みんな自己防衛にお金をためてしまいます。
今の日本だって高齢者の貯蓄高はすごいんでしょ・・!
でも若者は貧乏で、息子に言わせると
年金を貰っている老人のほうが
よほど金持ちだよ・・と言います。
お金は人工社会の循環油ですから。
お金は廻さないと・・ね・・。
そのためには
社会保障の高い社会・・を欲するのではなく、
自力で頑張れる・・という自分の底力を
信じられるような思想や教育、
そして心理不安を解決できる社会を作るのが
理想でしょうが・・。
むずかしいですねえ。
人工的社会がもっと進むと
どうなるのかなあー・・?
それに比例するように
今の日本人は依存心が激しく
よわくなりましたねえ・・・。
なんだか取りとめがなくなりましたが、
私自身若いとき
お金が稼げなくなったらどうしよう・・という不安に
さいなまれたことがあります。
そういうある日
朝早く
できたばかりのスーパーで
お掃除をしているおばあさんを見て
はっ・・と
くだらないプライドなんか捨て
仕事を選ばず、歳をとったら
このおばあちゃんみたいに
毎日床にはいつくばって働こう・・と
思ったとたんになんだかほっと
しました。
もうひとつは
物が欲しい・・・という自分の欲望の点検。
自分の欲求不満が
物欲や支配欲に投影されているはずだから
物が欲しかっらなるべくかなえてあげて
そのフラストレーションを解決していく・・と
同時に
その動機の根拠を洗って
問題解決のために行動する。
そんなことをずーっとやっているうちに
なんだかほとんど物が
余り欲しくなくなってしまいました。
歳と言うこともあるのでしょうがねー。
ほんとうにお金がなくなったら
質素に質素に生きれるよう
自分の意識を今は洗っています。
身辺にはほんとに必要なものだけ
持って・・ね。
質素にひそやかに
いきられるように
ね・・。
ちょっと
楽しみです・・・。