AとPとC・・・! |
分からなくなって
困る。
自分の中には
何人かの人間(人格)がいて
そのつど頭をもたげて反応し
時と場合によっては
自分にとって余り好ましくない方へと
引きずりこまれる。・・・よわったなあー・・・!
人間の中に何人かの人格が有ることは
アメリカの心理学者エリックー・バーンの発見した
P(ペアレンツ)A(アダルト)C(チャイルド)と言うのがあるが
おそらく人間の成育していく中での反応体験の見本として
大ざっぱにわけると、その三つが有るような気がする。
またP、A、Cに分けて考えると、
理解しやすく、
自分がしでかしたことの解決をはかるためのヒントとなる。
私の場合はたいがい、C(チャイルド)が
外界に感情的に反応して
自分の心の中をグダグダにする。
このCの感情に囚われれると
ほんとうに厄介で
本能的な敵意や、愛情をむさぼろとする欲求が
あっと言う間に津波のように押し寄せてくる。
困ったモンです。
困ったもんだ・・と思っているのが
私のPで
そういう自分の感情を突き放して
じーっとニヒルに現状を分析しているのが
私のAで、
Pが強いと相手を包容しよとし、
感情的な解決をはかろうとする。
Aが強い場合は
時間をおき様子を見て
相手の出方や外界の状況で
判断し、時には切り捨ててしまう。
今までの私はどうしても
Pが強く、何とか相手も自分も救われるような解決をと
頑張ってきたが、
最近は、アダルト的なほうがいいんじゃないかなーと
思うようになってきた。
アダルト的と言うのは
余り感情が動かず、まあ
ちょっと冷たいもので
私のキャラクターが一番苦手とする。
だからなかなか
私の中にあがってこなくて
困る。
私にとって
人を突き放して冷静に・・ということは
とても難しいから、なかば意識的にやらないと・・ねえ。
それもトレーニングですね。
しかしね、
A(アダルト)ばっかりじゃーこの世は
面白くないからね。
AもPもCもあってこそ
人生は起伏に富み
冒険や発見があり
苦悩があってこそ
ものごとや情景が
美しく煌いて見えるのだと
思いますよ・・・。
昨日読んだ聖書のイエスの言葉が
今も息づいて思えるのは
2000年前のイエスのころから
人間は余り変わってないということですかなあ・・・。
まあ自分の中には
様々な人格があり、
実は
それらが
自分の中で
葛藤している・・・それが
私の獲得している
"世界”なんだと
思います。